誰もあなたに代わることはできない、それを知り、つねに自分自身でありなさい。成功しなければならない義務はない。ただし、自分自身に対しては誠実であらねばならない。自分ができること、得意なこと全力を尽くしなさい。そうすれば、世界で一番の成功者だと、心の底から思えるだろう。(オグ・マンディーノ)
「成功」のルール 今日から人生を変える10の教え(オグ・マンディーノ著)を読了しました。
「願うことこそ、それをかなえる第一歩だ」
「何をするにも、いますぐに取りかかりなさい。日々それを忘れずに一歩踏みだしなさい。」など
オグ・マンディーノの素晴らしい言葉に出会える一冊です。
本書の主人公である醜いザアカイは、自分の限界を越えるために
次のような思考によって、友人ヨセフの協力を得ながら人生を変えていきます。
無理なことなんて何もないさ。無理だって思いさえしなければね。
妻と子供の死を乗り越えながら、彼は自分の人生を変えていきます。
自分が住む町のエリコの子供のために
年1回のパーティを企画し 、稼いだ財産を分け与えていくのです。
やがて彼はイエス・キリストと出会いますが、彼はすぐに磔の刑に処されます。
ザアカイは、今までに稼いだ財産の多くを、貧しい人たちに分け与えてしまうのです。
そして、残された人生を仕事ではなく、美しい世界を楽しむことを決めるのです。
引退した彼のもとに、町中の人が集まってきて、彼に成功について問いかけます。
ここで、彼は「成功のための9つのルール」を人々に伝えるために
エリコの町の壁に書き記すことにしたのです。
住民たちが成功のルールを読んでいると
ローマの官吏のピラトが 反逆の恐れありと判断し、文字を全て消し去ります。
しかし、驚くことに翌日には、メッセージがもう一つ付け加えられ
成功のための10のルールが壁に書かれていたのです。
そのルールは、「自分以外の何者かになろうとしてはならない」というメッセージでした。
やりたいことを決め、行動することでしか人生は変わりません。
このシンプルなルールを実践することでしか、幸せにはなれないのです。
自分を変えるためには、自分の生き方を選ぶことが重要だということがわかります。
自分自身であること、自分がなれるもになること、それが幸福の人生を送る秘訣なのです。
世の中に何で貢献するかを決めると、そのための情報や人が見つかるようになります。
ワクワクしながら、時間を過ごせるようになり、幸せを実感できます。
無為な時間を過ごすことはやめて、自分の価値を高めたいと思います。
最後に成功の第一のルールを引用して、今日のブログを終わります。
今日1日、どのように働くかですべてが決まる。日々、それを心にとめて働きなさい。あなたは無為な人生を送るために創られたわけではない。朝から晩まで一日中食べつづけたり、飲みつづけたり、遊びつづけたり、愛しつづけたりはできない。働くことはあなたの敵ではなく友である。働くことをいっさい禁じられたら、あなたは床にひざまずいて、早く死にたいとねがうだろう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: To Hizbullah With Love! via photopin (license)
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