新自分を磨く方法(スティービー・クレオ・ダービック著)の書評

人は、他人のために力を使おうとするとき、最高の力を発揮する。(スティービー・クレオ・ダービック)

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新自分を磨く方法
(スティービー・クレオ・ダービック著)
が面白いです。
人生を変えるためのヒントがたくさん書かれていて、オススメです。

人は自分の大切な人のためであれば、とてつもない力を出せます。
親は、可愛い子供のためなら、命すら投げ出せます。
家族や仲間が危機に陥ったときの、人のパワーは侮れません。
人間の器が大きくなると、貢献の対象が世の中全体にまで広がると
スティービー・クレオ・ダービックは言います。

そして、この「他人」というのは、必ずしも、チームのメンバーや家族であるとも限らない。世の中のため、社会貢献のために力を使う人もいる。そこにあるのは、熱い使命感だ。人は、何かのため、誰かのため、という使命感を持ったとき、途方もない力を発揮する。

人は情熱を持つと、一つのことに集中し、大きことをやり遂げられるのです。
何かのため、誰かのためという熱い思いが人を動かすのです。
大きなビジョンを持って、小さく行動することで、だんだんと思いが周りに伝わり
やがてはそれが大きなムーブメントになっているのです。

また、ダービックは、自分を成長させる最良の方法は
自分から距離を置いて離れることだと言います。
自分のことではなく、他人に目を向けてみるのです。
ここから、自分の価値を見つけ、高める作業が始まります。

自分を磨く最良の方法は、いったん「自分」から離れ、他人のために何ができるかに目を向けることである。使命感を持って、自分以外のもののために力を使うとき、あなたは、自分がそれまで考えていた自分の枠を大きく超えていることに気づくことだろう。

どうしても、人は自分が一番大切なため
自分中心に物事を考えがちですが、これでは、自分を磨けません。
意識を自分ではなく、外に向けることで、思考と行動が変わるのです。
世の中のためという熱い使命感を持つことが
人生をよくするためのスタートラインかもしれません。

世の中とどう関わるか?
自分の価値をどう他者に提供するか?を考えることが
自分を良くするための、第一歩かもしれません。
ワクワクしながら、世の中との関係をイメージするのです。

もし、あなたが自分だけ得をしたい、自分だけ楽をしたい、自分だけ偉くなりたいと思っているとしたら、その試みは、いずれ挫折に終わるだろう。

確かに、自分一人で何かをしていても、やりがいは感じません。
周りの人が喜んでくれるから、頑張れるのです。
怠け者だった私がブログを毎日更新できるようになったのも
読者のみなさんの応援のおかげなのです。
ソーシャルメディアやリアルでお会いしたときに
読者の方々から「ありがとう!」と言われることが、私の最大の喜びです。

自分を取り巻く「場」を良くしようと考え、周りに貢献することが自分の価値を高めます。
自分の得意なことがあれば、周りの人に伝えて、貢献を始めましょう!
全体がよくなるために力を使うことは、遠回りに見えるかもしれませんが
他者に貢献することで、自分を磨けるのです。
永続的によくなり続けるためには、他者のために自分の価値を高めることが欠かせないのです。
他者への貢献をリスクとは思わずに、自分のためだと捉え直してみましょう。
その際、本書の言葉が参考になると思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: Vũng Tàu năm 1970 và nay via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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