子どもの頃は本が嫌いだった人が、大人になってから「本好きになる」ことは、よくあることです。発展途上国に生まれた子どもが、教育を受けて本に触れ、「こんなにおもしろいものはない」と、本好きになった事例も、山ほどあります。なにをするにも「遅すぎる」ことは決してありません。少しでも、「本って、おもしろそうだな」と興味が湧いたら、いまからでもぜひ、本を手に取ってみてください。そこにはきっと、ワクワクする広大無辺の世界が待っているはずです。「今のあなたが一番若い」のですから、今から本を読めばそれでいいのです。(出口治明)
子供のころの読書が、その後の私の人生を変えてくれました。
親が本だけはいくらでも買い与えてくれたので
小学校の時には本に囲まれて生活をしていました。
中学に入学してからも周りの友達が、皆本好きだったので
昼休みや放課後は学校の図書室で、楽しい時間を過ごすことで
読書をするのが、私の良い習慣になったのです。
親や仲間のおかげで、私は本好きになれましたが
出口氏が言うように、読書は何歳からでもスタートできるのです。
出口氏は、ダン・ゼドラ氏の5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?から
「今のあなたが残りの人生の中で、一番若い。」という言葉を引用して
歳をとってからでも、読書をスタートできると言っています。
その後の人生が読書によって、ワクワクなものに変えられます。
読書には、始めるのに遅いということはないのです。
まずは、面白い本を見つけるために、町の本屋さんや図書館に出かけてみましょう。
表紙やタイトルを見ながら、読みたい本を探してみるのです。
面白い本が見つかったら、1日に1ページでもよいので、本を読み
まずは、読書を自分の習慣にさせるのです。
ゆっくり言葉を追いながら、目標の1ページを読めたら
自分を褒めて、続けられるように意識を変えるのです。
本を読んだことがない人にとって、活字を追うのは大変なことですが
まずは、読書を日々の良い習慣にしてみましょう!
これを繰り返すことで、私たちは本の魅力に気付けます。
本好きの仲間が集まる場所に出かけて、情報交換するのもよいでしょう。
いろいろな読書会が日本全国で行われています。
仲間と一緒に本を読むことで、読書を確実に習慣化できるはずです。
また、よい本に出会える確率も上げられます。
本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法(出口治明著)の巻末には
読書家の出口氏オススメ本のリストが紹介されています。
このリストを読むと、自分の読書のカテゴリーの狭さを実感できます。
まだまだ読めていない本がたくさんあることを発見し、今後の楽しみが増えました。
本書のおかげで、世界史や宗教の良書に気づけたのです。
食べず嫌いをなくして、カテゴリーを広げることで、自分を成長させたくなりました。
自己啓発本、ビジネス書やマーケティング関連の書籍に偏った私の読書スタイルでは
人間の奥行きも広げられませんし、知識も深められないという事実を
今回、出口氏から突きつけられた感じで、愕然としています。
今らでも遅くないと自分に言い聞かせ
出口がレコメンドするリベラルアーツや歴史の本を読み進めることを決めました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Everything is awesome when Lego and literacy unite via photopin (license)
コメント