ともかく具体的に動いてごらん。具体的に動けば、具体的な答えが出るから。(相田みつを)
禅僧の枡野俊明氏の考える前に動く習慣が面白いです。
禅の修行と習慣化の共通点がわかりやすく解説されているので
行動する際のハードルをなくせます。
本書に紹介されている多くの行動や習慣の名言から
行動こそが、人生を変えるきっかけだということを学べます。
これはやったほうがいいかな?、それともやらないほうがいいかな?などと迷わずに
まずは、行動すべきだという枡野氏の考え方に共感します。
あれこれ考えたところで、行動しなければ何も答えは出ません。まず行動してみて、もし、間違ったら、それでもいいではないですか。そこから貴重な経験を得られます。教訓を得られます。そしてまた行動を正していけばいい。まず 「動く」こと。それから、「続ける」こと。この二つが、いい人生の土台となる習慣をつくる柱となります。そのことを胸に刻み、さあ、もっと前向きで、行動力にあふれた人生をつくりましょう。
やる理由を考え始めると失敗するのでは?などと
余計なことが頭に浮かび、人は動けなくなります。
しかし、一回動いてしまえば、失敗への恐怖心をなくせるのです。
行動すれば、自ずと結果が出ます。
たとえ、失敗したとしても、貴重な教訓を得られます。
経験を重ねれば、直観力を鍛えたり
人脈を手に入れられますから、ポジティブに行動すべきなのです。
行動することで、前向きな気持ちを生み出せます。
行動を100日続ければ、良い習慣を育め、人生が変わり始めます。
良い習慣を身につけるためにも、まずはスタートを切ることが肝心なのです。
行動力を高めるための要諦は、スピードというより「スタート」。「思い立ったが吉日」といいますが、「思い立った」あとに「行動」を起こすまでの時間をかぎりなく短くする―それが、いい習慣を身につけるコツといえます。じつは、これは禅の考え方そのものなのです。ここまで何度か述べたように、「禅即行動」という言葉もあり、禅では何より「行動」することを重んじています。そして、それをひたすら 「続ける」ことが修行なのです。」
「禅即行動」という禅の教えは素晴らしいですね!
自分が良いと思ったことややりたいと思ったことは、すぐに行動に移しましょう。
思い立ったらすぐにスタートし、それを続けることが、習慣化のための早道なのです。
逆に、悪い習慣は、良い習慣と違ってあっという間に身につきますから
注意が必要だと枡野氏は指摘しています。
悪い習慣というのは、いい習慣に比べるとあっというまに身につきます。悪い習慣を身につけるのは簡単です。しかし、その悪い習慣を身につけたまま生きていくのには、とても困難がともないます。
悪い習慣は、人生をダメにしますから
自分の悪い習慣を見つけたら、すぐに良い習慣に置き換えていきましょう。
その際、先延ばしをせずにその日からスタートすることを心がけましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Enkou-ji in Winter via photopin (license)
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