昨日から学び、今日のために生きて、明日に希望を持て。大切なのは、疑問を持つのをやめないことだ。(アルバート・アインシュタイン)
アインシュタインのこの言葉は、人生のいろいろな場面で応用可能です。
たとえば、プレゼンを上達させたい場合にも、この言葉を意識すれば良いのです。
昨日のプレゼンの問題点を突き詰め
オーディエンスを明確にしながら、内容を改善し
明日のプレゼンに備えれば、必ず良いプレゼンができるはずです。
プレゼンは、このようにPDCAを回すことを習慣にすれば、良いのです。
また、その際、オーディエンス(聞き手)を意識することが欠かせません。
プレゼンの天才のスティーブ・ジョブズは、何度も何度も準備を重ね
オーディエンスにサプライズを与え、魅了し続けました。
そこにはコンセプトとストーリー、そしてたゆまぬ努力があったのです。
彼のKEYNOTEはとてもシンプルで、メッセージが明確でした。
わかりづらい言葉は、聞き手に一切刺さらないことを、彼は理解していたのです。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンのカーマイン・ガロは
プレゼンの極意は「ストーリー」だと言っています。
聞き手に訴えるのはストーリーである。スライドではない。(カーマイン・ガロ)
いくらパワーポイントを凝って作成しても、わかりづらかったり
ストーリーが面白くなければ、オーディエンスはあなたの話に集中してくれません。
目の前の聞き手を集中させるためのストーリーを作り出すことこそが
プレゼンを成功させる近道なのです。
そして、そのストーリーに磨きをかけるためにも、何度もトレーニングを積むべきなのです。
リハーサルも含めプレゼンを何度もチェックすることで、私たちはうまく話せるようになるのです。
勝間和代氏も以下のように失敗の重要性を指摘しています。
実はコツはたった一つで「たくさん失敗すること」に尽きるのです!!学習とは、トライアルして、失敗して、そして、学ぶことのくり返しです。最初からプレゼンがうまい人など、一人もいるわけがありません。でも、しっかりとコツを意識しながら、「体で覚えていく」ことをくり返せば、おおむね、10回もプレゼンをすればだいたいうまくなり、100回やればそこそこ、1000回やれば、達人になれます。(勝間和代)
ただ、漫然と1000回やっても、プレゼンはまったくうまくなりません。
相手との距離をどうすれば縮められるかを考え、絶えず内容を改善していくのです。
ゴールを設定し、そこに向かって人をワクワクさせるストーリーを考えるのです。
話す内容の知識と自分の体験を盛り込んで
聞き手ファーストの姿勢で、楽しんでもらうことを意識すれば
オーディエンスからの共感を受けられるはずです。
短いメッセージ、ビジュアルを活用する、ポイントを3つにするなど
ジョブズのメソッドをモデリングし、あとはリハーサルや本番を繰り返すのです。
こうすれば、プレゼンスキルがアップし、仕事を取れるようになるはずです。
プレゼンとは、ビジネスにおけるコミュニケーションですから
上達することが、仕事に良い影響を及ぼします。
そのためにも聞き手ファーストの顧客志向のプレゼンを行って、勝負していきましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: WWDC 2010 Keynote via photopin (license)
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