日頃から「運がいい」とか「運が悪い」という言葉をよく耳にします。しかし私自身は、「運」は誰にでも平等に天から降ってきているものと考えます。つまり運というものは、単純に「いいか、悪いか」でとらえるべきではなく 、本人が 「つかめるか、つかめないか」によって決まるということです。(塚越寛)
「運はつかむものだ」と伊那食品工業会長の塚越寛氏は言っています。
世の中には、運の良い人と悪い人がいますが
これは、生まれついてのものではありません。
私たちは、後天的な努力によって、自分の運を良くできるのです。
では、どうすれば、運をつかめるのでしょうか?
塚越氏は、運をつかむ人には「行動力」と「先見性」があると
幸せになる生き方、働き方(塚越寛著)の中で指摘しています。
日頃か積極的に動いている人は、人に出会える確率が高くなります。
いろいろな勉強会やイベントに参加することで
積極的で勉強熱心な人たちに巡りあえるのです。
朝活などには、ポジティブな人が集まります。
そこには、朝から活動する運の良い人がたくさんいます。
彼らと付き合うことで、エネルギーがもらえるようになります。
成功者の思考と行動を学び、それをモデリングし始めると不思議と運がよくなるのです。
いろいろなコミュニティに参加して、人脈を強化することで
アイデアを生み出すためのヒントをたくさん得られます。
その情報を組み合わせ、繋げることでビジネスのアイデアが生まれるようになります。
未来に貢献できるアイデアができたら、自分のコミュニティの仲間に相談しましょう。
チームを作って、行動するとケミストリーが起こり
自分一人ではできなかったことが、あっという間に実現します。
一人の力には限りがると考えて、アイデアを独り占めしないようにしましょう。
他者の脳と自分の脳を組み合わせること
多くの体験をそこに重ねることで、よりよい未来が見えてきます。
自ら学び、仲間と語ることで「先見性」を養えるのです。
これを繰り返すことで、面白い人や情報が引き寄せられてきます。
やがて本当に自分のやりたいこと、世の中に貢献できることが見つかります。
それをブログやソーシャルメディアでアウトプットすることで
より多くの人から、見つけてもらえるようになり
ますます、面白いことが起こり始めます。
決める、行動する、アウトプットの繰り返しが、人生を面白くしてくれるのです。
運が悪いと嘆くのはやめて、この「行動力」と「先見性」を鍛えるのです。
そのためには、朝早くから行動している人を仲間にすることが早道です。
勉強熱心で行動力のある人が、集まる読書会などに参加してみるのもよいでしょう。
読書会なら自分を成長させてくれる本にも出会えますから、一石二鳥です。
自分を変えてくれる人に出会うことで、残りの人生を楽しくできます。
よい仲間に出会えるコミュニティを探して
運のよい人たちを自分の味方にすることで
思考と行動を変えてしまうのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Rain Faces via photopin (license)
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