父は悲しいことや悩みのある時、 「クヨクヨしてても仕方ない、飯食って寝るだ」と、必ず口にした。妻や親友を亡くした時も、自分を励ますように大きな声で言う。 「さぁ、生きてる人間のために働こう。飯食って寝るだ」どんなに大切な人を失っても、悲しいことがあっても、悩みがあっても、人間はご飯を食べて眠らなければ生きていけない。(黒澤和子)
黒澤明「生きる」言葉を読むと、監督の人間らしさを実感できます。
天皇と恐れられていた黒澤監督も、実は普通の人間で
嫌なことがあった時には、たくさん食べて、早く寝ることで
気分転換をしていたという事実を知って、気持ちが楽になりました。
いつまでも嫌なことを引きずっていても、人生は良くなりません。
時間はとても貴重な資産ですから、クヨクヨしていては勿体ないのです。
いくら悲しくても、食事をしっかりと食べて、眠ることで
私たちは明日へのエネルギーを得られるます。
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悲しみも悩みも乗り越えるしかないじゃないか、それなら人間の原始的な欲求である食べること眠ることを弾みにして、また明日からいつものように生きようじゃないか。(黒澤明)
黒澤監督を見習って、悲しみや苦しみも乗り越えるぞ!と決めればよいのです。
食事や睡眠という人間の原始的な欲求を満たすことで
私たちは悩みを解決できるのです。
家族が悩んでいたり、元気のない仲間がいたら
美味しい食事に誘うのも解決策の一つだと覚えておきましょう。
悩んだり、つらいとき時は、新しい自分を生み出すタイミングだと捉えて
食事や睡眠をとることで、英気を養えばよいのです。
黒澤明「生きる」言葉【電子書籍】[ 黒澤和子 ]
価格:950円
成功者の失敗談を読むのも効果があります。
例えば、本書黒澤明「生きる」言葉を読むことで
私は監督の人生観を知ることができ、悩んだ時の処方箋を手に入れられました。
どんなに優秀な人にも不幸な時期や失敗があるのです。
成功者も失敗している、完璧な人間などこの世には存在しないと
考えることで、自分を励ませます。
もしも、悲しいことが起きたり、つらい目に遭ったなら
クヨクヨするのではなくご飯を食べる、眠る、読書などで乗り越えましょう。
悲劇の主人公になるのではなく、自ら立ち直ると決めたほうが
はるかにその後の人生を良くできるはずです。
黒澤監督の考えをモデリングして、最短で悩みを解決するようにしましょう!
黒澤明監督のこちらの記事もご参照ください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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