私のような金持ちから税金を取らないのは馬鹿げている。(ポール・ニューマン)
今は亡き、ポール・ニューマンは俳優だけでなく、パスターソースなどでも有名な事業家でした。
金持ちになったポールは、稼いだ金を慈善事業に使うようになるのです。
デイヴィッド・ゲレスのマインドフル・ワークの中にそのポールの活動が紹介されていました。
自分たちのレシピが市場で通用することを知ったニューマンとホッチナーは、ニューマンズ・オウンという会社を設立する。1982年に立ち上げられたこの営利企業は、最初はサラダドレッシングを作っていたが、すぐにパスタソースやピザ、その他の商品を製造し始めた。すぐに利益が出始めたが、ニューマンズ・オウンは会社の経営陣や投資家のポケットを膨らますことはせず、最初から別の使命を掲げた。創業者の同意のもとに、すべての黒字はチャリティに供されたのだ。さまざまな慈善団体にニューマンズ・オウンが寄付した金額は現在までに3億5000万ドルに上る。(デイヴィッド・ゲレス)
ポール・ニューマンは自分の名前を営利企業に貸すことで
世の中に貢献できると知っていて、それを行動にうつしたのです!
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1992年、ニューマンの娘のネルがその動きを加速します。
ニューマンズ・
ニューマンはそれに同意し、
彼女にビジネスの資金を提供したのです。
ネル・ニューマンは、スーパーマーケットで売られているジャンクフ
オーガニックなスナック菓子に置き換えることにしたのです。
ポール・ニューマンは、寄付金の配り方を瞑想者のピーター・ミーアンに一任します。
その後、ミーアンは配り方自体もマインドフルなものに変えました。
寄付の輪を広げることを意識したのです。
当初は自分で配布先を決めていたミーアンは、その後地域の製造者の意見を取り入れました。
製造業者の意見を求めることにした数年後
寄付を行なった慈善団体のいくつかが、なんと他の団体を推薦してきたのです。
それを周囲と分かち合い、チャリティの 輪を世の中に広めっていったのです。
受け取るよりも与える方がはるかにいいんです。(ピーター・ミーアン)
良い消費が増えると寄付も増えるというこの仕組みは素晴らしいですね!
企業に思いやりの心が生まれると、世の中はどんどん良くなっていくのです。
ポール・ニューマンのような経営者が、日本でも広まるといいなと思いながら
ハッピーな気持ちで、今日はこのブログを書けました。
今日もお読みいただき、ありがとうござました。
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