「おめでたい人」は、たとえ失敗してもくよくよせずに「まあ、いいか」と考えるから、場当たり的であってもいろいろなことにチャレンジできる。その特徴を一言で言えば「考えても仕方ないことは考えない。まず行動する」ということになるだろう。理論に縛られるより、さまざまな体験・経験ができる。結果として、多くのことを学んでいくわけだ。(和田秀樹)
和田秀樹氏の「おめでたい人」の思考は現実化するを読むと
行動する勇気をもらえます。
これからはおめでたい人が、生き残っていくという著者の主張には共感を覚えます。
おめでたい人は、たとえ失敗してもくよくよせずに
「まあ、いいか」と考え、どんどん次の行動につなげていきます。
ある意味、夢が実現するのは、当たり前だと考えているのです。
チョロイことだ!自分にはできるはずだ!と思って
行動しているので、おめでたい人の夢は次々に叶っていくのです。
彼らは失敗が怖くないので、いろいろなことにチャレンジします。
「どうせ女性にふられるなら、ブスにふられるより美人にふられるほうがいい」という考えで美人を誘ったら意外にもデートができた、などという経験をすると、「やってみないとわからないもんだ」と学習するから、また「当たって砕けろ」の方針で何でも挑戦をするようになる。女性を口説くときだけでなく、ほかの仕事にもチャレンジしやすくなりがちだ。こうして、行動と結果の好循環が始まることになる。
女性にふられることも怖くないので
美人にも声をかけるという和田氏の説明には笑いました。
確かに美人にブ男のカップルを街でも、よく見掛けますが
それにはちゃんとした理由があったのです。
やってみないとわからない!
当たって砕けろというマインドを持ったおめでたい人になれれば
確かに人生はワクワクなものに変わりそうです。
「おめでたい人」の思考は現実化する [ 和田秀樹(心理・教育評論家) ] |
あるいは、自分は運がいいと思っている人は、ものごとに尻込みせずに挑戦するから、おのずとたくさん場数を踏むことになる。その中で成功体験があると、自分の運のよさをさらに信じることができるわけで、これまたいい循環につながる。つまり、ものごとを楽観的に見ることで、成功の絶対数は増える。チャレンジの数=打数が増えるからだ。大事なのは打率よりもヒット数だから、「やってみる」のと「尻込みして動かない」の違いは大きい。
運がいい人とは、行動を最大化できる人なのです。
以前ご紹介したイギリスの心理学者のリチャード・ワイズマンは
運の良い人の法則を4つ挙げています。
行動を最大化しているからチャンスをたくさん見つけられるし
チャンスの存在に気付いたら、さっさと行動できるので
運がますますよくなるのだというワイズマンに説明は、確かに的を得ています。
■法則1 チャンスを最大限に広げる。 運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。
■法則2 虫の知らせを聞き逃さない。 運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする。
■法則3 幸運を期待する。 運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。
■法則4 不運を幸運に変える。 運のいい人は不運を幸運に変えることができる。
運の良い人は、あきらめない人だということがよくわかります。
おめでたい人は突拍子のないことを考え、自分からチャンスを生み出します。
また、失敗を恐れずに、行動を続けられるので
次々とチャンスをつかんでいくのです。
日英2人の心理学者の言葉を読んでいて
おめでたい人=運が良い人なのだと私は思い始めました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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