10個のトラブルが道の向こうからやってくるのが見えても、そのうちの9個までが途中で溝に落ちる。(カルヴィン・クーリッジ)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
アレクサンダー・ロックハートの自分を磨く方法の中に
カルヴィン・クーリッジの言葉が紹介されていました。
私たちが予想しているトラブルの多くは、実際には発生しないのです。
それにも関わらず、私たちはいつも不安におののいています。
未来は明るいものなのに、自ら暗くしてしまっているのです。
一方、幸せで平穏な生活を送っている人は
トラブルに気をとられないように生きています。
過度に心配することはせずに、自分の人生をエンジョイしているのです。
幸せな人々は、嫌なことばかり気にしていると
それがますます深刻な問題になることを知っています。
彼らは不要な心配をせずに、試練をうまく乗り切る方法を考えることができるのです。
日常生活のトラブルは小石のようなものだ。小石を目の前に近づけると、それしか見えなくなる。適当に離して眺めれば、よく見えてくる。足元に置けば、その本質がわかる。しょせん、それは少しつまずく程度のものなのだ。(アレクサンダー・ロックハート)
自分の問題点を考えるときに、ある程度の距離を置いて考えてみるのです。
問題を客観的に見ることで、解決策が見つかるはずです。
また、それがとてつもなく大きな課題に見えたなら、それを細分化してみましょう。
切り刻んだ課題をひとつひとつ書き出して
解決策を考えれば、たいしたものに思えなくなります。
(こちらのサラミスライス法の記事を参照ください。)
問題や挫折に遭遇したときは、状況を冷静に見つめることが大切だ。ときには、その状況をすなおに受け入れる必要がある。そうすることによって、それにうまく対処して、場合によってはそこから何かを学びとることができる。最悪の状況であっても、ポジティブな面を探し出すことは可能だ。解決策を見つけて、その恩恵を得よう。問題をいつまでも引きずるのは、何の役にも立たない損なやり方である。人生の幸・不幸は、出来事そのものよりも、それに対してどう向き合うかに大きく左右される。
最悪の状況でも、心を落ち着かせて
ポジティブな面を見つけるようにすることで、自分を成長させられます。
本を読んだり、友人や専門家に質問することで答えが見えてきます。
幸せになりたければ、目の前の課題に対しての向き合い方を考えればよいのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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