相手との距離を離したければ、漢字の言葉を増やします。文章の中に漢字をできるだけ使うと、相手は近寄ってこられなくなります。ひらがなをたくさん使うと、距離が近づきます。(中谷彰宏)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
「ひと言」力。サッと書いて、グッとくる99の方法で
中谷彰宏氏はひらがなの力を私たちに教えてくれます。
相手との距離をおきたければ、漢字を使って難しい話をすればよいですし
逆に仲良くなりたければ、わかりやすく伝えるためにひらがなを使えばよいのです。
中谷氏は「ありがとう」を使って、この距離感を説明しています。
「今日は、ありがとうございました」というのは普通です。
「本日は、ありがとうございました」で少し遠ざかります。
「先ほどは、ありがとうございました」で少し近づきます。
「さっきはありがとうございました」で、もっと相手に近づけます。
親しくなるためには、ひらがなのひと言を活用すればよいですし
関わりたくない人には難しい漢字を使った表現で、壁をつくることができるのです。
「ひと言」力。 サッと書いて、グッとくる99の方法 / 中谷彰宏 【単行本】 |
この中谷氏の考え方はブログにも応用できます。
以前の私はこのブログで、漢字を多用していましたが
最近は、積極的にひらがなを使うようにしています。
読者の方に私の考えを伝えるためには、難しい漢字は必要ないと気づいたからです。
漢字に変換したときにすこし難しいなと感じたら
すぐに、ひらがなに置き換えるようにしています。
文章も長く読みづらいと感じたら、短くするようにしています。
シンプルな表現が一番だと考え、伝えるためのひと言を意識しています。
先日読んだブログ記事に、漢字・ひらがな・カタカナの黄金比が紹介されていました。
以下ブログ部の記事から引用します。
漢字・ひらがな・カタカナの最も良いバランスは以下の通りです。●漢字:20〜30% ●ひらがな:70% ●片仮名:0〜10% つまり[漢字2:ひらがな7:カタカナ1]が黄金比ということです。実は雑誌や新聞など、活字で書かれたものはだいたいこの比率になっていることが多いようです。
漢字が多すぎる文章は、確かに難しい印象を与えますし
漢字が少なすぎると読みづらく、読者にストレスを与えてしまいます。
読者と親しくなるためにこの黄金比を意識して、ひらがなを上手に使いたいものです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
「ひと言」力。サッと書いて、グッとくる99の方法の関連記事はこちらから
私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント