アイデアとは、連想の産物であり、その極みが優れたメタファーだ。(ロバート・フロスト)
アメリカの詩人のロバート・フロストもアイデアは組み合わせだと言います。
クリエイティブな人は、既存のアイデア同士を結びつけることがとても上手です。
クリエイティブ思考とは、要素の関連性を発見する作業なのです。
連想で、アイデアが生まれてくるのだとしたら
頭の中の要素が少なければ、良いアイデアは生まれません。
既存のアイディアを組み合わせることで、それまでになかったものが生まれる。(ナポレオン・ヒル)
知識と体験を重ねることは、アイデアづくりで最も重要なことかもしれません。
よく学び、よく遊ぶ人ほどアイデアづくりがうまいのにも、理由があるのです。
できるだけ多くの本を読んだり、旅をしたり
新しいことにチャレンジすることは意味のあることなのです。
知識と体験が増えれば、頭の中で要素と要素が結びつき、ある日突然ひらめくのです。
作家のスティーブ・キングはそれを上手に表現しています。
これはいける、という知恵は、ある天気のいい日に何の前触れもなく空から降ってわくものだと思っておけば間違いない。(スティーブ・キング)
必死に考えた後は、焦らずに少し時間をおいてみるのです。
「優れたアイデアは、苦しみの後のリラックスから生まれる」と
あの神田昌典氏も言っています。
アイデアの孵化作業のために、脳をしっかりと休ませましょう!
アイデアのつくり方 [ ジェームズ・ウェッブ・ヤング ] |
アイデアは、人間の熱意、熱心に対する神の報奨である。(松下幸之助)
また、アイデアづくりのためには、パッションが欠かせません。
たいていの人は良いアイデアが生まれないと言って、どこかであきらめてしまいます。
アイデアをひねり出すのに疲れると、人はそこでやる気をなくし
やらない言い訳を考え始めます。
しかし、パッションさえ失わなければ
やがてそれが周りにそれが伝わり、サポートしてもらえたりもします。
仲間の応援があれば、それがモチベーションになり、作業を継続できるのです。
アイデアづくりには以下の3つことが重要なことが
成功者の名言を組み合わせることで見つかりました。
1、要素の組み合わせ。(連想)
2、脳をリラックスさせる。(孵化)
3、あきらめないこと(パッション)
最後にロバート・フロストの名言を紹介して、終わりたいと思います。
抜け出る最良の方法は、常にやり通すことだ。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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