自分が失敗したことに気づくだけでなく、自分が成功したことにも意識を向けよう。きっとたくさんの成功体験があるはずだ。それに喜びを見いだし、心から祝福しよう。(ボブ・バーグ)
昨日、ボブ・バーグのマル秘人材活用術の書評ブログを書きましたが
今日は敵を味方に変える技術について書いていきたいと思います。
私たちは本書から、対人関係を良くするためのメソッドを学べます。
私たちは自分の成功に目を向けてもよいのです。
時には自分の強みに感謝して、成功体験にもっともっと意識を向けるようにしましょう。
強みや成功にフォーカスすることで、自信を得られます。
人生の成功は対人関係で9割決まる。
私たちは強みによって、多くの人たちを引き寄せられるようになります。
まずは、自分の強みを徹底的に伸ばすことを考えるのです。
しかし、弱みを無視してよいというわけではありません。
大きな弱みは修正し、人と揉めないようにすることで人間関係を劇的に改善できます。
ボブは弱みを以下の3つに分類しています。
1、あまり重大ではない悩み
2、少し改善する必要のある悩み
3、早急に改善する必要のある重大な悩み
私たちが気にしなければならないのは、この3番目の重大な悩みです。
人の悪口を言うなど人との信頼関係に支障をきたす恐れのあるネガティブな要因を
克服しなければ、対人関係はよくできません。
多くの人にとって、その重大な弱みも3つに分類されます。
先延ばし、忍耐力の欠如、かんしゃくの一つ一つをなくすことで
私たちは人との関係を良くできるのです。
強みを伸ばし、弱みを改善すれば、私たちは魅力ある存在になれます。
この結果、多くの人から紹介を受けられるようになり、成功を手にできるのです。
敵を味方に変える技術 [ ボブ・バーグ ] |
どの状況も千差万別だが、基本的な原理はまったく同じだ。自分の感情をコントロールし、感情的に反応するのではなく理性的に対応すれば、ほとんどの対人関係を好転させることができるのである。人を動かす達人になろうとするなら、自分の感情をコントロールすることがつねに何よりも先だ。自制心を発揮してセルフコントロールすれば、あらゆるやりとりで成功を収める準備を整えることができる。このことをよく覚えておこう。
感情を上手にコントロールすることで、私たちはよい結果を得られるようになります。
かっとして、怒ってしまうことをできるだけなくし、理性的にふるまいましょう!
自制心を発揮することが、対人関係を好転してくれます。
どんな敵と向き合うときでも、同じ選択に何度も直面することになる。すなわち、自分の身に起きていることに理性的に対応するか、感情的に反応するか、である。「対応」と「反応」は似ているようだが、この2つの違いは歴然としている。弱者は感情に振り回され、強者は感情をコントロールする。このセルフコントロールはあなたの業績だけでなく人間的成長に大きな意味を持つ。自分をつねにコントロールできるという自信は、あなたの人格の基盤になるからだ。
私は最近、怒りが爆発しそうになった時には大きな深呼吸をします。
また、スマホの壁紙に神社の写真を貼り付け、それを見て自分にブレーキを踏んでいます。
困難な状況でも理性を使って立ち向かえば、自分の気持ちを落ち着けられます。
一旦怒ってしまえば、人間関係は修復できませんが
自分を抑えることで、相手との関係を維持できます。
敵を作らずに味方を増やすことが、強い人脈づくりには欠かせません。
そのためには、感情をコントロールしなければならないのです。
ボブは人を動かす達人は、自分の目的を達成すると同時に
相手の気分を良くすることもうまいと指摘しています。
まずは、自分の強みを使って人を応援し、徐々に信頼関係を作れれば
人から応援してもらえるようになります。
そして、感情を上手にコントロールして、自分の自制心を鍛えましょう!
こうすることで、私たちは素晴らしい人脈を築けます。
また、これ以上人間関係で苦しまなくなります。
ボブ・バーグは本書でコミュニケーションの5つの原理を紹介していますが、これを身につけることで、敵を味方にできるようになります。
1 自分の感情をコントロールする
2 お互いの信念の違いを理解する
3 相手のプライドを尊重する
4 適切な雰囲気をつくる
5 共感を示して気配りを心がける
相手と会話をする際に、この5つの原理を活用することで、対人関係がよくなり、結果を出せるようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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