周囲の英知を集結すれば、なんでもできるの法則。

自分で自分をデザインするのではなく、大きな目標を立てたら、その後の自分をある程度フローな状態にして、自分の可能性を伸ばすことに集中する。自分で描いた小さなデザインに縛られるのではなく、目の前のことに完全燃焼することを心がけていると、その行動は必ず天の目にとまる。(横内祐一郎)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-18-7-21-19

PDFA習慣術の徳本昌大です。
先日、後藤勇人氏とお話ししているときに、読んでみたいと思った一冊が
成功したければ目標は立てるな―「世界一の教え」富と強運をつかむ36のセオリーでした。
ギターメーカーのグレコを世界的企業にした横内祐一郎氏の思考と行動を
後藤勇人氏がわかりやすくまとめてくれています。

目標はアバウトに立てて、あとは運に任せよう!」という横内氏の考え方は
一般的な目標達成のルールと異なり、とても斬新です。
自分だけで描く小さなデザインだけでは、夢は実現しないので
私たちは世の中の力を借りる必要があるのです。
そのためには、自分のために行動するのではなく、周りに貢献しないといけません。
自分のパッションを周りに伝えない限り、孤独で戦いに終始します。
小さな自分にこだわってばかりでは、夢はなかな実現しないのです。

横内氏は、夢を実現したければ、徹底的に行動することだと説いています。
夢を叶えようと行動を起こすと、目の前に必ずハードルが立ちはだかります。
その際、あきらめてはいけません。
自分にできることを徹底的に考え、答えを探すことで、未来を明るくできるのです。

問題にぶつかったら、徹底的に研究し、その答えが出るまで深掘りする。そして、知識を得たら、その知識に基づいて即座に行動する。これが問題を解決するうえでの絶対的な黄金律なのです。

いくら貴重な時間とお金と使って、知識を得たとしても
実際に行動に移さなければ、何の結果も生み出せません。
本を読んだり、セミナーに参加して、多くのことを学んでも
それを活かさなければ、あなたが費やした時間とお金は無駄になってしまいます。

横内氏は、学んだことをすぐに行動に移し、実践します。
農家時代のナスの栽培やアメリカでのアポ取りや英語レッスンの実話から
深掘りと行動の最大化によって、夢が叶うことを実感できます。
課題から逃げずに考え、行動を積み重ねることで、運が良くなっていくのです。

横内氏の「最初からプロはいない」という言葉がとても響きました。

最初から、プロフエッショナルな人間なんていません。皆、最初の一回目は、素人です。でも、その一回目がなければ、二回目は絶対に来ません。ましてや、プロフェッショナルには絶対になれません。プロというのは、素人が回数を重ねてなるものなのです。

はじめてのことにチャレンジするときに
この言葉を思い出せば、行動を躊躇しなくなります。
素人でもよいのだと割り切って、回数をこなすうちにプロになれるのです。
私もこの書評ブログを書き始め、あきらめずに継続していたら
雑誌での書評の連載という仕事をいただけました。
最初からプロはいないのだから、まずは始めてみよう」という横内氏の考え方を
モデリングするだけでも、私のように未来を変えられるはずです。

また、書評ブログのおかげで、著者や編集者とのご縁も増えています。
ここから良書に出会え、自分の人生をより良くでいています。
本書の著者の後藤勇人氏との交流もこのブログを書いていたから実現しました。

自分に力がなくても、必要な人材が周りにいれば、後はパズルを組み立てるようなもの。完成図を頭に浮かべながら、必要な場で、それにふさわしい人間の力を借りればよいのです。同じ理念を共有できれば、できないことなどありません。そこから、まったく新しい自分の分野を構築することが可能になってくるのです。

他者の協力なしには、夢は実現しません。
自分一人の能力には限りがあるのですから
私たちは遠慮しないで、夢をどんどん周りに語るべきなのです。
多くの成功者はパッションは伝染するという考え方を持っています。
夢を実現したいと本気で動いていれば、応援者が突然目の前に現れます。
自分の夢を熱心に語っているうちに、人を巻き込めるようになるのです。
足りないスキルがあっても、それをサポートしてくれる人がすぐに見つかります。
上手に人の力を借りるためにも、パッションを持って行動を最大化すべきです。
周りの英知を取り込むことで、私たちは成功の扉を開けるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
後藤勇人氏の関連記事はこちらから
      

     

photo credit: 1982 Greco Super Real EGC68-50 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評名言生産性向上その他ブログアイデアクリエイティビティライフハック人脈時間術
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました