どんなに欲しいものであっても、買ったときが一番興奮します。手に入ると段々と熱が冷めていくのが人間の性です。体験は、そのときの楽しかった思いが余韻として続きますし、人と楽しさを共有することで心の繋がりも生まれます。二次的、三次的な喜びを産み続けるでしょう。
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横山信治氏の「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣の書評ブログを続けます。
横山氏はお金の使い方を良くすることで、運を良くできるといいます。
運が良くなる人は他人にプレゼントし、運が悪くなる人は自分にプレゼントする傾向があるそうです。
私たちは物を買うことで、幸せな気持ちになれますが、それはあまり長続きしません。
自分のものになるとどんなに高価なものでも、時間の経過とともに気持ちが冷めてしまうのです。
一方、友人との食事や家族との旅行などの体験は、余韻が長続きします。
ふとしたきっかけで、それを思い出すことで、何度も幸せを味わえます。
自分の記憶の中だけでなく、家族や仲間の会話の中でもその体験を楽しめます。
体験を重ねるということは、未来を明るくするための自分へのプレゼントなのです。
人に良い体験をプレゼントすることで、お互いを幸せにできます。
物を買うだけではなく、時には仲間や家族との体験にお金を使うことで
人に喜んでもらえるようになります。
旅行などの体験は人と喜びを共有でき、私たちの運を高めてくれるのです。
「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣 [ 横山 信治 ] |
お金がなくても、人に親切な行為をすれば運気は上がります。献血をしたり、仲間の仕事を手伝ってあげたり……。感謝の言葉を言っても運気は上がります。そして、親切な行為は他の人に伝染します。
また、人に親切なことを繰り返すと運を良くできると横山氏は指摘しています。
お金がなくても、「ありがとう」や笑顔を習慣にすることで、私たちは幸せになれます。
親切な人が周りにいれば、自分も親切な気持ちになれます。
良い人と付き合うことが、運を良くするためには欠かせません。
自分の周りに親切な人が少なければ、自分の人脈を再考しましょう。
ともに成長できる仲間がいれば、ワクワクな気持ちで夢に向かってチャレンジできます。
自分の行動を良くしてくれる仲間といる時間を増やすことが
お金をかけずに運を良くするための早道かもしれません。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
こちらの本書の書評もご覧ください。
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