多くの人が先延ばしの本当の意味を理解していません。「
あなたにとって重要な仕事・価値あることを後回しにすること」私がいう先延ばしとはこのことを指します。(大平信孝)
先延ばしぐせがあなたの人生をダメにする!
大平信孝氏から素晴らしい一冊を献本いただきました。
新刊先延ばしは1冊のノートでなくなるは
本気で自分の行動を変えたい人には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
先延ばしとは自分にとって重要なことをやらずに
些細なことに注力してしまうことです。
緊急軸と重要軸でマトリックスを切ったときに
多くの人は重要なはずなのに緊急でないことを先延ばししてしまいます。
自分の夢を叶えるためには、ここが大切なのですが
ついつい人は緊急でないことは先延ばししてしまうのです。
しかし、先延ばしばかりしていると、自分に対する言い訳が多くなり
ストレスを溜め込むことになります。
重要なことを先延ばしにすると心が貼れなくなり
ネガティブ思考に支配され、ますます行動できなくなります。
やらなければならないことを先延ばしにして
そのことに頭を支配されると不幸になります。
以前の私もこの状態で、いつも未来に不安を感じていました。
10年前に断酒して以降多くの本やコーチングのおかげで
徐々に私は先延ばしをやめられるようになりましたが
アドラーの次の言葉に出会ってからは、行動を最大化できるようになりました。
苦しみから抜け出す方法はたった1つ。 他の人を喜ばせることだ。「自分に何ができるか」を考え、 それを実行すればよい。(アルフレッド・アドラー)
しかし、行動を増やしだけでは、先延ばしぐせは解消できません。
では、どうすればよいのでしょうか?
今回、本書で大平氏は先延ばしを解消する方法を教えてくれています。
これは私も使っているメソッドなので、とても共感しました!
先延ばしは1冊のノートでなくなる [ 大平信孝 ] |
ぶっとんだ目標と逆算思考で未来を変える!
大平氏はそのために、心が踊るようなぶっとんだ夢・
私たちは登る山(目標)を決めずに、多くの努力を重ねますが
これでは無駄なことにも手を出してしまい、疲弊してしまいます。
ゴールを明確にしないと不要なことを優先したり
重要なことを先延ばしして、いつまでたっても目標達成できません。
これでは自分に自信が持てず、フラストレーションだけが溜まっていきます。
ぶっとんだ目標が見つかると、スイッチが入るのです。すると、実現したくなってしまう。日々のちょっとした決断も行動も、目標を実現する方向を、つい目指してしまつのです。つい行動してしまう。だから結果的に、先延ばしも減り、さらに目標も実現します。
一方ぶっとんだ目標はあなたの行動を後押しします。
ワクワクな未来を設定し、そこから逆算し
プランニングすると行動できるようになります。
過去と現在の延長線上から、未来を考えると過去や現在に引っ張られますが
ぶっとんだ発想から逆算すると未来が変わり始めます。
GYAKUSANが推奨する逆算思考を使うことで
未来がワクワクなものになり、自分のハートに火をつけられます。
積み上げ思考をやめて、自分のスイッチをオンできるぶっとんだ目標を設定し
逆算思考で行動を後押しする仕掛けを作るのです。
自分の欲望としっかりと対話する!
自分の内面と対話し、本当にやりたいことを書き出しましょう。
その際、大平氏は頭の声だけでなく、自分の体や心の声を聞くべきだと言います。
自分の夢を否定せずに、子供の頃を思い出し、自分の欲望を再認識するのです。
私は100の夢リストを書き出し、定期的に自分のやりたいことを確認します。
多くの夢を書き出すうちに自分の潜在意識と対話でき
優先すべき目標を自覚できるようになります。
ぶっとんだ目標ができたら以下の6つのカテゴリーに分類し
自分の人生の偏りを修正することをすすめています。
■仕事・社会貢献
■お金・モノ
■時間
■人間関係
■心身の健康
■学び・趣味
ちなみに私たちの逆算手帳では夢を8つのカテゴリーに分類しています。
■ライフワーク
■仕事
■お金
■人間関係
■楽しみ
■学び・成長
■ライフスタイル
■健康
10年後のぶっとんだ未来から、8つのカテゴリーで逆算すると
より多くのやりたいことにチャレンジできます。
家族や趣味の視点から考えることで、仕事の幅も広がりますし
幸せな気持ちになれます。
朝時間を夢実現の時間にする!
大平氏は行動イノベーションノートを活用して
朝時間をクリエイティブな時間にすると先延ばしがなくなると指摘します。
ノートにデイリーの記録と今日すべきことを整理します。
1 昨日したことを書く
2 昨日したことの感想を書く
3 目標実現のために、今日やりたいことを書く
4 今日、10秒でできることを書く
この3分間の習慣によって、あなたの行動が変わり
夢の実現スピードを加速してくれます。
10秒でできる小さな行動の積み重ねが、やがては大きな結果をもたらします。
参考記事 ジュリア・キャメロンのモーニングページを書く
私は毎朝、逆算手帳や感謝日記を活用して、自分との対話の時間を持つようにしています。
夢を視覚化するとよりやる気がチャージできます。
ぜひ、やりたいことが決まったら、ビジョンボードを作成してみてください。
まとめ
私がコーチングをしている人たちも、最初は先延ばし癖で悩んでいました。
しかし、100の夢リストを書き、逆算思考を取り入れることで
目がキラキラし始め、ポジティブに行動できるようになったのです。
本書で紹介されている大平氏の行動イノベーションノートを活用すれば
今すぐ行動できる体質に変われるはずです。
ワクワクなぶっとんだ目標を作り、毎朝自分と対話する時間を作ってみてください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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