行き詰まりを本気で体験すると、打開策が見えてくる!

計画どおりに進まなくても、そのまま続けてみよう。何がいいか悪いかは、あとになってみなければわからないものだ。(エヴァン・ウィリアムズ)


photo credit: akk_rus Town wall, Brasov, Romania via photopin (license)

行き詰まりを受け入れる!

Twitterの創業者のエヴァン・ウィリアムズの言葉は示唆に富んでいます。
多くのビジネスは計画通りにいかないものです。
ましてや、ベンチャーを起業するとなると
想定外のことだらけで、なかなかうまくいきません。
起業とは、たくさんの行き詰まりを体験することなのです。

たとえ、行き詰まっても、途中で諦めずに
様々なことにチャレンジしましょう。
そのときに撒いた種がその後、必ず、どこかで生きてくるはずです。

ソレン・ゴードハマーシンプル・ライフ
行き詰まりについて以下のように語っています。

たしかに、わたしたちは日常的に行き詰まりを経験しているように見える。しかしじつは、そういうときに経験しているのは、行き詰まりそのものでなく、行き詰まりから逃れようとする行為だ。わたしたちは現状を受け入れず、現状に抵抗している。そういう意味では、行き詰まるのはまれなことだと言える。わたしたちは頻繁に行き詰まりから逃れようとしているにすぎない。

私たちは行き詰まりから逃げることを考えてばかりで
現状に抵抗して、それを受け入れようとしないのです。
もしも、行き詰まっていたならば、一度行き詰まりを認め
真摯に考える必要があるのです。

このソレン・ゴードハマーの行き詰まりの法則は
誰もが多かれ少なかれ体験しているはずです。
しかし、行き詰まりを活用するためには
そこから逃げるのではなく、その状態を受け入れる必要があります。
現状を変えるいちばん確実な方法は
行き詰まっている事実をまずは認めることです。

現状を認めることで、行き詰まりを打開する!

行き詰まりを受け入れたとたん、ふしぎな変化が起こる。行き詰まりを打開する道が急にはっきりと見えてくるのだ。というよりもじつは、行き詰まりを受け入れたときすでに、わたしたちは行き詰まりを脱している。計画をどう進めたらいいかはまだわからないかもしれないが、計画が進まないことに対するいら立ちはもうない。そうすると、行動を起こせるようになる。

行き詰まりを拒んでばかりでは、心が曇ります。
拒もうとする意識が弱まることで頭がスッキリし
解決のヒントが見つかります。
行き詰まった状態を受け入れることで気持ちが落ち着き
良いアイデアが浮かぶようになります。
解決策が見つかれば、あとは行動するだけです。
行動を繰り返すうちに、難題を打開できるようになります。

何かに行き詰まったら、自分を変えるチャンスだと捉えましょう。
そこで諦めるのではなく、成功するための途中経過だと思うのです。
「ここから何が学べるか?」と視点を変えることで
脳が解決策を運んできてくれます。

まとめ

行き詰まりを辛いことではなく、成長の入り口だと思えれば
ピンチをチャンスに変えられます。
つらい感情を捨てることで、気持ちがリラックスし
新しいアイデアが浮かんだり、サポートしてくれる人が見つかります。
行き詰まりから、何を学べるか?をワクワクしながら考えているうちに
打開策が見つかり、積極的に行動できるようになります。
がんじがらめになっている自分を解放することで
私たちは成功に近づけるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 ソレン・ゴードハマーのシンプル・ライフ
     

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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