歩きスマホをやめる努力を続けています!

(スマホがいつでも使える状態にあったら、それだけでまわりへの関心が薄れるはず。スマホが見えてるのに、意識から完全に締めだすなんて無理。自分の手のなかにある機械が鳴りだして、反応せずにいられる人なんている?)。その日、歩行者の3分のーがとにかくスマホを使っていました。(マヌーシュ・ゾモロディ)

photo credit: Ivan Rigamonti Mind the Steps! via photopin (license)

移動中のスマホがあなたを加害者にしてしまう!

ニューヨーク市立大学リーマン校が2015年に調査によると
マンハッタン区内の交通量の多い5つの交差点で
電子機器に気をとられて、信号無視をした歩行者は半数近くもいたそうです。
多くの人がスマホの魅力に負けて、スマホを触りながら歩いています。

「歩きスマホ」は危険だと言われていますが
なかなかそれをやめることができません。
私たちは移動時に絶えずスマホをチェックすることで
やがては事故を起こし、加害者になりかねませんから
意識して、スマホを使わないようにすべきです。

最近は歩きスマホ以上に危険な自転車運転中のスマホでの事故が見受けられます。
先日も信じられない自転車の事故が起きました。
歩きスマホでも事故が起こるのですから
自転車、ましてや電動自転車を運転しながら
スマホをいじるのは危険行為で罰則をつくったほうがよさそうです。
事故の詳細を少し以下にまとめます。

川崎市で20歳の女子大生が運転する電動自転車と
77歳の女性が出会い頭にぶつかり、その後歩行者は死亡しました。
女子学生は驚くことに、当時左耳にイヤホンをつけ
左手にスマホを、右手には飲み物を持ちながら運転し
死亡した女性にぶつかるまで、彼女の存在に気づかなったとのことです。
警察はこの運転が重大な過失に当たると判断し、書類送検する方針を固めました。
当然、賠償金の問題も出てきますから
この女子大生は大きな負担を負わなければなりません。

私もついつい歩きスマホをしてしまいますが
この行為によって、加害者になるリスクが高まります。
最近は意識して、移動中にはスマホをポケットの中にしまい
触らないようにしています。
(時々我慢できずに触ってしまいますが、努力を重ねています)

移動中はスマホの誘惑に負けないと決める!

ニューヨークの街並みでさえ(あるいは交通事故の危険さえ)、スマホに勝てないなら、これはもうスマホへの愛としか言いようがありません。あの小さな電話には人を夢中にさせる強烈な力があり、ほとんど手放せなくなっている人もたくさんいます。たしかにスマホのおかげで、いくらでも娯楽を手に入れられるようになりました。

スマホは絶えず、私たちの注意を引き寄せようとします。
前方不注意になるほどのコンテンツを次々に送りつけてきます。
スマホへのアクセスは簡単で、お金もほとんどかかりません。
一瞬で世界とつながれたり、多くのタスクをコントロールできるために
私たちは四六時中、スマホを操作することになります。

スマホによって、私たちの日常生活は大きく変化しました。
この小さなテクノロジーのおかげで
私たちはより多くのことを短時間でこなせるようになりました。
生産性をあげるだけでなく、創造性も発揮できます。
写真や動画をアップすることでクリエイティブな存在になれるなど
普通の人も自分の作品を発表できるようになったのです。

スマホには依存症になるという弊害があります。

40年前と比べると世界中で依存症が蔓延している。(ポール・グレアム)

私もスマホ依存症に陥り、自分に向き合う時間を失っていました。
最近は、このデジタルギアに距離を置いています。
スマホを触らない時間を増やすことで、自分との対話の時間を持つようにしています。

昨日も月に一度のビジネス茶道に参加し、スマホを使わない2時間を過ごせました。
茶室にはスマホも時計も持ち込めないために現実にフォーカスできます。
茶室でビジネスパーソンと語らにながら、今ここに集中することで
自分を取り戻すことができました。

テクノロジーを否定するのではなく、上手に距離を起き
自分との対話の時間を取り戻しましょう。
自転車を運転しながらスマホを使わずとも
景色を楽しんだり、空想を楽しむことに時間をつかえばよいのです。
歩きながら木々の自然に触れたり、街の様子を見ることで
脳の中でシナプスがつながり、新しいアイデアが生まれてきます。
スマホの画面を見るのをやめ、今を楽しむことで
Facebookのいいね!よりも大切なことがたくさんあることに気づくはずです。
移動中の事故をとるか、創造的になるかの分かれ目が
移動中のスマホの使用の有無に関わっています。

歩きスマホなどの悪い習慣を断ち切って
歩くことに集中し、ドーパミンをクリエイティブなことに使いましょう。
スマホから離れて、自分と向き合う時間を確保するのです。

まとめ

移動中にスマホを使うメリットはほとんどないようです。
歩きながらスマホを使って、加害者になるよりも
景色や自然を楽しんだ方が、脳が活性化します。
移動中は自分との対話を意識することで、私たちはよりクリエイティブになれます。
驚きや感動のためにドーパミンを使って
価値あるものを生み出しましょう!

参考図書 マヌーシュ・ゾモロディ
退屈すれば脳はひらめく―7つのステップでスマホを手放す

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

       

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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