究極的には、我々はあらゆる恐れの向こう側が自由であることを、深いところでは知っているのです。(マリリン・ファーガソン)
感謝を習慣にして、恐怖感を撃退しよう!
アメリカの心理学者のマリリン・ファーガソンの言葉は私たちを元気にしてくれます。何かを始める際には恐怖感がつきものですから、恐れを感じたらチャンスを引き寄せているのだと自分のマインドセットを変えてみましょう。自分が難しいと感じたら、その気持ちを変えない限り、実現する可能性は低くなります。恐れは自分の可能性を広げる時に感じるものだと捉え、自分の思考と行動をコントロールするのです。
ロバート・G・アレンは幸せをつかむ「4つの地図」の歩き方の中で、感謝が恐怖を撃退すると述べています。(本書の書評を書いていますので、こちらを参考にしてください)
感謝はとても強力で、怖れに勝利することができ、前向きに変化することもできるのです。
日々の感謝を習慣にすることで、自分の人生の質を上げることができます。辛い体験や過去の嫌な出来事にも感謝することで、自分のマインドセットをポジティブに変えられます。逆に感謝をしなければ、いつまでもネガティブな感情を引きずります。気持ちがマイナスでは良いことは引き寄せられません。何事にも感謝することで、恐れを撃退したり、幸せな気持ちになれるのです。感謝することで自分の周りの出来事を評価できるようになり、恐れの裏にあるチャンスが見つかるようになるのです。 最近の研究では、感謝の力が幸せを運んできてくれることがわかっています。ペンシルバニア大学のポジティブ心理学研究者、マーティン・セリグマンはある実験を行いました。「友人や親に感謝の手紙を送る」「過去にあった良いことを思い出して記録する」など感謝を表現することを6カ月つづけたところ、より幸福度がアップしたとのことです。ロバート・エモンズの研究によると、感謝日記を10週間続けたところ25%も幸福度が上がることがわかりました。
私も感謝日記を4年近く書いていますが、ネガティブな感情を減らせ、積極的に動けるようになりました。感謝を習慣にすることで人に対する嫌な気持ちがなくなり、イライラを減らすことができました。マインドセットは変わることで、思考と行動がポジティブになり、よいことが起こるようになりました。
幸せをつかむ「4つの地図」の歩き方 [ ロバート・G・アレン ] |
感謝のマインドセットを持ち、書いたことをコミットする!
私たちは感謝のマインドセットを持っていれば、実際に恐れていることにも、前向きに考えることができるようになります。なぜなら、長い目で見て、チャレンジすることは私たちにとってプラスになるからです。
感謝のマインドセットを持つと同時に大きなライフビジョンを描くようにしましょう。やりたいこと、やりたくないことを3つづつ選び、それをビジュアル化することで、思考と行動が変わります。また、あなたがビジョンにコミットすれば、たとえ試練がやって来ても、その試練にすら感謝できるようになります。これで試練が恐くなりなり、新たなチャレンジをやめずにすみます。感謝があなたを前向きにしてくれるのです。
感謝を続ければ、あなたの試練は試練ではなく、あなたのチャンピオンになるのです。長い目で見れば試練に勝つとわかっているので、前向機に取り組むことができるのてす。
コミットし続けることは、ドラッグのようなもので、自分の脳の状態をよりよくできます。あなたが「何かをする」とコミットしたとき、あなたの脳からドーパミンが出て、幸せな気持ちになれます。行動を起こす前にそれを紙に書くと、ドーパミンがもっと出てきくると著者のアレンは指摘します。小さくてもコミットし続けることで、自分自身を幸せにできるのですから、繰り返し、自分のビジョンを見返すようにしましょう。しつこくビジョンにコミットするとよいことが起こるようになります。私は逆算手帳でビジョンを描き、見返すことで、この半年間で33の目標を達成できました。書くこととコミットすること、感謝することで、人生は本当に変わり始めます。
まとめ
新しいことにチャレンジするときに、感謝の気持ちを持つことで、恐怖感を撃退できます。感謝を習慣にすることでマインドセットをポジティブに変えられます。感謝の気持ちによって、物事のよい面を見られるようになり、思考と行動が変わります。あとはやりたいことをビジュアル化し、それにコミットすれば、日々の行動が変わります。感謝とビジョンとコミットが人生をよりよくしてくれるのです。
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