S・J・スコットのHabit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣の書評

書評

実際に成功を収めた人の話をよく聞いてみると、成功はプロセスだとわかります。同じ日課を毎日繰り返し、来る日も来る日も地道にコツコツ、一進一退。そんながんばりが、長年かかって実を結ぶケースが大半です。それが成功の現実です。つまり、成功は幸運でも出来事でもなく、懸命な努力と日々の行動の積み重ねの結果なのです。(S・J・スコット)


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小さな行動の積み重ねを重視しよう!

S・J・スコットHabit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣の中に、トーマス・ジェファーソンの名言が紹介されています。

私は運というものを強く信じている。そして、運とは努力するほど増すものだ。(トーマス・ジェファーソン)

この元大統領の言葉を信じれば、目標達成のための行動を増やせばよいことがわかります。人生というゲームで成功した人は、「小さな行動」の効果を理解しています。そのうえで、次の重要な2つのことをきちんとこなしているとS・J・スコットは指摘します。
●目標達成につながる最も重要な行動(習慣)を見きわめる
その行動を毎日繰り返す
自分の目標を達成したければ、そのための最重要タスクを見きわめ、習慣化すればよいのです。習慣という行動が複利効果を生み出し、結果を出せるようになります。目標達成のための重要な習慣の周りにそれを実現する多くの小さな習慣を積み重ね、確実に行動するようにするのです。

「小さな行動」の1つひとつは、たいした努力を要しませんが、自分がかならずやるように仕向けるような仕組みが必要です。(S・J・スコット)

その仕組みが、「習慣スタッキング(Habit Stacking)」で、これを取り入れることで、小さな行動を習慣化できるようになるのです。

人生をよりよいものにしたければ、まずは、自分の目標を確認し、一番なんとかしたいカテゴリーはどれかを決めることです。最初のスタックは、そのカテゴリーにつながるようにしましょう。

最も重要な事項を見極めるために、やりたいことリストを作りましょう。自分がやりたいことのリストを25個書き出し、そこから5つの最優先事項を選び出し、それを習慣化するのです。投資家のウォーレン・バフェットは結果が出るまでは、5つ以外のタスクに注意を向けてはいけないとアドバイスしています。

●既存の習慣とくっつけることで、新しい習慣を身につける!
毎日何気なくやっている食事や歯磨きなどの習慣の前後に新しい習慣を組み込みます。例えば、食事を食べた後に、体によいサプリを飲むようにします。自分の歯を守るためにフロスをすると決めたら、歯を磨いた後に、デンタルフロスをすぐに行うようにするのです。歯磨きが行動のトリガーになり、フロスを習慣化できます。

●1つの習慣にかける時間は5分以下に。全体でも30分以内に
●簡単にできる習慣を合理的な順番に並べる
簡単な習慣を積み重ね、既存のルーティンのついでにできる、合理的な流れを作ることが、習慣スタッキングを行う際には重要です。

 

習慣スタッキングの時間と場所を固定する!

「習慣スタッキング」がうまくいくのは、たくさんの新しいことを毎日の習慣にするストレスがないためです。簡単で効果的な習慣から始め、そのルーティンが「やらなければ気持ちが悪い」重要な日課として定着したら、徐々に増やしていくのです。

小さな習慣をセットにし、面倒だと思わないようにすることが重要です。小さな行動なら、意思が弱い人でも実践できるはずですから、目標のために必要な小さなサポート習慣を見つけるようにしましょう。
1.自分にとって重要な「小さな行動」を見つける
2.同じくらい重要な行動をセットにまとめる
3.毎日決まった時間にそれらを実行する
4.トリガーを使って、自分にスタックの実行を促す
5.面倒に感じないようひたすら簡単にする

習慣化を成功させるためには、低いハードルから始め、習慣をルーティンにさせてしまうのです。そのためにはバカバカしいほどの小さなスタートを切るべきです。小さな似たような習慣をまとめることで、無駄な時間がなくなり、生産性が高まります。そして、その習慣のタイミングと場所を決めるようにします。
●「プチスタート」を取り入れる
●スタックを行うタイミングと場所を選ぶ

私はブログを書くことを習慣にしていますが、朝の日記を書き終えた後に、すぐにブログを書くようにしています。朝の日記は5分から10分程度で書き終えますが、その日記とブログをセットにすることで、朝のブログを習慣化できました。朝一で、自宅のリビングで日記を書き始めることが重要で、このスタックによって、毎朝ブログをアップできるようになったのです。

とにかく目覚めたら、パソコンを開き、日記を書き始めることが重要なのです。何文字か書けば、脳が活性化し、ブログを書くことが苦ではなくなります。時間と場所を固定し、ルーティンにすることで、朝の時間の生産性が上がり、結果を出せるようになったのです。

この習慣のおかげで、私は出版や連載のチャンスをつかまえるだけでなく、幸せな時間を過ごせるようになりました。毎朝のアウトプットから新たな出会いがデザインされるようになり、ここから多くのご縁をいただきました。いくつものプロジェクトが生まれ、人脈が広がることで、私の人生は素晴らしいものに変わったのです。

毎日の生活の小さな活動の積み重ねが、3年後、5年後、10年後に大きな違いになります。2011年からスタートしたブログの記事は今や5000本以上になっています。小さな積み重ねが大きな実績になり、私に自信を与えてくれました。情報の点と点がつながることで、アイデア作りもうまくなり、ビジネスで結果を出せるようになったのです。

一つの習慣スタッキングができるようになったら、組み込む習慣を増やしたり、その時間を伸ばしましょう。1日にできることをどんどん増やせば、未来の時間をよりよいものに変えられます。著者の行動を見習い、実践することで、人生は変わり始めます。本書を参考に、習慣スタッキング(Habit Stacking)を生活に取り入れるようにしましょう!

健康的な食事、運動、重要なタスクにフォーカスすることを日課に落とし込んだり、毎日必ず実行できる枠組みを作らなければ、日々の時間に流されてしまいます。本書を読んだら、閉じて終わりではなく、行動に移すべきだと著者は述べています。1日のある時間帯を選んで、そこに重要なスタックを入れましょう。忙しければ、朝早く起きたり、他のことをやめればよいのです。

まとめ

「習慣スタッキング(Habit Stacking)」を取り入れれば、人生の質を上げる習慣を定着できます。まずは小さな習慣からスタートし、習慣スタッキングを増やしていくことで、結果を出すための枠組みを作りましょう。著者はこのメソッドで、30分で11の「小さな行動」を行えるようになったと言います。このようにう小さな習慣の積み重ねで、結果が変わり、自分の未来を変えることができるのです。

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