生産性を上げるには、すぐにアウトプットする。(出口治明)
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生産性を高めるために積極的にアウトプットしよう!
いくらインプットをして、よい情報をたくさん収集しても、それをアウトプットしなくては意味がありません。以前の私はたくさんの本を読んでいたのですが、それをアウトプットせずにいました。これでは、仕入れた知識を有効活用できません。出口氏がいうようにアウトプットのないインプットを続けても、結果を残せません。
アウトプットを意識するとインプットの量と質を上げられます。そしてアウトプットはすぐに行うべきです。
インプットの量を増やすのは、アウトプットをするためです。「ただ勉強しているだけ」では、意味がありません。インプットしたら、仕事を任されたら、何かを勉強したら、すぐにアウトプットする。成果を出す。結果を出す。アウトプットの回数を増やせば、パスも、ドリブルも、シュートも、そしてどんな仕事も、必ず上達すると思います。
インプットした情報をアウトプットするには、頭の中を整理する必要があります。考えは言語化することで、自分の血肉にできるのです。人間は、言語を通してしか、自分の考えを整理することができません。以下の2つの方法を通じて、積極的にアウトプットするようにしましょう!
①人に話す
②文章に書いて人に見せる
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影響力=仕事量(アウトプット)×スピード(時間)
①人に話す
良い話を仕入れたら、すぐに周りの人に話すようにしましょう。本、映画、旅の体験をストーリーにして、人に話すのです。感動の直後に自分の思いや感情を言語化したことで、思考が整理されて知識が定着します。
②文章に書いて人に見せる
書くことでも自分の頭が整理できます。ソーシャルメディアやブログを通じて、情報発信することで、良い結果が得られます。ソーシャルメディアやブログは「人が読む」ことが前提のツールです。相手にわかってもらおうという意識が働くことで、考えが整理され、思考の軸ができるようになります。
インプットした情報を自分の言葉で置き換える(自分オリジナルの辞書をつくる)ようにすると、思考の軸ができるようになります。
また、スピードも重要です。意思決定のスピードを上げると、単位時間内にできることが増えていくため、生産性が間違いなく上がります。変化の激しい時代に結果を出すためには、猛スピードでラン&テストをすることが欠かせません。
影響力=仕事量(アウトプット)×スピード(時間)という公式を出口氏は紹介しています。上司やクライアントなどにインパクトを与えるこ(=影響力)を大きく、強くするには、スピードを上げることです。私も毎日このブログをアップしていますが、本を読んだら翌日の朝には記事をアップするようにしています。日々、インプットしたものをすぐにアウトプットする習慣を身につけたことで、結果を出せるようになりました。
「1週間後に100点の仕事を提出する」よりも、「70点でいいから、明日提出する」ほうが、相手に与える影響力は大きくなると出口氏は言います。早く相手に確認し、フィードバックを受け取ることで、アウトプットの質を高められるのです。
歴史上、衰退した国は、決して改革を怠っていたわけではありません。改革のスピードが市場(世界)のスピードより劣っていたがゆえに衰退していったのです。
出口氏のこの言葉を信じて、衰退しないために、アウトプットのスピードを意識したいと思います。
まとめ
影響力=仕事量(アウトプット)×スピード(時間)という公式を信じて、日々の行動を見直しましょう。インプットした情報をすぐに、話す、書く(アウトプットする)ことで、周りの人に評価されるようになります。1週間後の100点満点より、3日後の70点の方が仕事においては価値があるのです。
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