ラクな状態をいますぐ壊したくなってきた。「何を捨て何を残すかで人生は決まる」の書評

同じであることは、ラクであることとつながっていますが、わたしは定期的にラクな状態を壊すことも大切だと思っています。また、生活拠点もエリアも変わらない暮らしは、物を自然と増やしてもしまいます。(本田直之)

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 何を捨て何を残すかで人生は決まる
(本田直之著)
書評ブログを続けます。
年をとるといつもと同じ行動をして、ラクをしがちです。
ルーティンに慣れると、新たなことにチャレンジできなくなります。
こうなると成長がとまり、数年後に大きな後悔をしてしまうのです。

同じ場所に留まること、同じ生活リズムを繰り返すこと。これを放置して10年続けていたら、10年後には頭が固くなり、クリエイティブな発想などできなくなっていきます。そのリスクを前もって回避するために、あえて早めに動き出す。小手先のテクニックで明日の自分が何か変わることを期待するのではなく、長い視点から逆算していく。これが現在の時間を使った未来への投資です。

未来への投資とは今の当たり前を壊すことなのです。
例えば、本田直之氏は同じ場所に留まることは、ラクな選択だと指摘しています。
同じ場所で、同じリズムで暮らしていると新たな発見はありません。
定期的に引っ越して、自分の生活をリセットしなければ
クリエイティビティを失ってしまうのです。

引越しができなければ、定期的に旅に出かけるのも良いかもしれません。
できるだけ自分の生活とは違った場所に行くことで、人はギャップを感じます。
そのギャップから、私たちは新たなアイデアを作り出せるのです。
知らないモノを知ること、体験することで
私たちの脳はアクティブに動き出します。
当たり前の生活に身を置いていると、脳は思考停止に陥ってしまうのです。
頭を凝り固まらせないためにも、私たちは定期的に生活をリセットすべきなのです。

「ルーティンになっている」と感じたら、とにかく壊してしまうこと。重要なのは引っ越しそのものではなく、壊す勇気を持ち、行動することです。

その際、周りに宣言すると強制力が働き、引くに引けなくなると本田氏は言います。
私も自分を変えたくなったときには、いつもこのブログで宣言しています。
人の視線を感じれば、自ら動くようになります。
同じことを繰り返してばかりでは、人生はつまらなくなります。
ラクだ!ルーティンだと思える行動が続いたら
自分を変えるチャンスだと考え、一度それを壊してみるのも、よいかもしれません。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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photo credit: via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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