お金の使い方のトレーニングも同じです。現時点でのお金の流れを把握しなければ、どこから改善していけばいいかが見えてきません。とはいえ、お金のやりくりのための家計簿ではありませんから、詳細な費目に分けたデータは不要です。ポイントは、支出を「投資」「消費」「浪費」の3つのカテゴリーに分けて記録していくこと。そして、自分の使うお金が、「投資」「消費」「浪費」のどのカテゴリーなのかわかった上でお金を使う習慣をつけましょう。(本田直之)
PDFA習慣術の徳本昌大です。
本田直之氏はお金の使い方を考えることが大事だと言います。
自分のお金を使う際に、投資、消費、浪費を意識し
しっかり考えるべきだと何を捨て何を残すかで人生は決まるに書いています。
消費は生きていくために必要なものですから
自分のライフスタイルに合わせて、上手にお金を使いましょう。
また、浪費は無駄遣いだと考え、徹底的に減らすべきです。
(タバコ、アルコール、ギャンブルなどには本当に注意が必要です。)
投資には自分へのリターンが必ずありますから
ここに積極的にお金を使うように意識を変えましょう。
お金の使い方は、このようになかなか難しいですが
私は本田氏のこの言葉を読み返して、自分を変えるようにしています。
私もアルコールに苦しんでいた時には、浪費ばかりしていました。
しかし、断酒後に自分の価値を高めてくれたり
自分が本当に満足できるものに、お金を使うことを決めました。
今でも時々浪費はしてしまいますが、その後で行動を修正するようにしています。
お財布を開く時に、3つの使い方のこれはどれか?と自問し
浪費だと思ったら、即座にやめるのです。
あとは使い道を記録して、ダメなものを洗い出し
お金の習慣を少しづつ改善していくとよいでしょう。
何を捨て何を残すかで人生は決まる [ 本田直之 ] |
広告やCMなどに影響された浪費中心のライフスタイルを作るのではなく、本当に自分にとって大切なもの、幸せにつながることにお金を使う習慣を作ることです。重要なのは自分の意志で選んでいくこと。なかでも自分への投資を重視しているのは、世の中の状況に合わせて柔軟に収入源や生活、ビジネスのスタイルを変えていける強さを手に入れるためです。
よいお金の使い方も習慣のなせる技です。
ケチに徹するのではなく、未来の自分のために投資をするのです。
学ぶ、旅する、体験するなど、自分を強くするものにはどんどん投資すべきです。
他人にお金の使い方をコントロールされないように
自分の基準を明確にすると、お金の使い方が変わります。
自分の意志で買うものや投資先を選ぶことがポイントです。
日本では節約や質素という言葉にマイナスのイメージがあるため、浪費を減らすと聞くと節約を重ねて、我慢しながら質素に暮らすという印象を持つかもしれません。夢がなく、楽しくない、ワクワクしない暮らし。しかし、ここで言っている質素な暮らしは、物質的なムダを省いて、精神的には裕福な生活のことです。
精神的な満足を得るための、体験への投資を続けたいものです。
物質では満足できません!
精神を満足させるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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