「マインド(mind)がフル(full)になる」とは、いまこの瞬間に意識が集中することで、余計なことを考えなくなり、心が穏やかに満たされていくプロセスです。神社の参拝でも同じようなことが可能になります。神社は自然が豊かで、ただいるだけで心が落ち着きますから、瞑想にはうってつけの環境です。(八木龍平)
八木龍平氏の成功している人は、なぜ神社に行くのか?が
とても面白かったので、今日は本書を紹介します。
私は先祖が宮大工ということもあり、神社にいるとなぜか気持ちが落ち着きます。
今の家に引っ越し、地元の氏神さまにお参りするようになって
もう十年以上の時間が経過しており、神社が私にとっての日常になっています。
最近では首都圏だけでなく、日本全国の神社にお参りするようにしています。
旅行中や出張の際に、有名神社をお参りするだけでなく
移動中に鳥居を見つけると、ついつい立ち寄ってしまうほど、神社に引き寄せられています。
神社という神聖な場所に日々お参りすることで
私は自分との対話の時間を持てるようになりました。
神社にお参りし、神様に感謝することで、私は自分の心をいつも心地良くしています。
私にとって、神社にお参りすることは、感謝することと同義で
この時間が私に幸せを運んできてくれています。
成功している人は、なぜ神社に行くのか? [ 八木龍平 ] |
本書では、神社のパワーの秘密が、統計学者の八木氏の視点で書かれています。
スピリチャルな要素だけでなく、統計学の視点、神話からの引用や武将と神社の歴史などから
神社のご利益が語られているので、私はとても楽しめました。
本書の内容には賛否両論はあると思いますが、私は肯定派です。
祈ることで神社からパワーをもらえ、成功できると私は信じていますし
実際、この10年で私の運は良くなっています。
最近では、著者の八木氏同様に、神社で「風」を感じることも多くなり
自分のパワーが上がっていることを実感しています。
祈りとは、意(い)宣(の)りであり、貢献につながるという八木氏の言葉にも共感を覚えました。
鳥居をくぐり神様と向かい合うことで、私はエネルギーをもらえるようになったのです。
ある意味、私は神社でマインドフルネスな時間を過ごしているのかもしれません。
近所の氏神様の境内を深呼吸をしながら歩くことで、私は気持ちをリラックスさせています。
八木氏も歩きながら、シンプルな瞑想法ができると以下のように書いています。
1、息を吸うとき、「全身から自然のよい気が流れ込んできて、丹田を中心に身体全体に自然の気がみたされる」とイメージします。2、息を吐くとき、「体内の気が、全身の皮ふを通して外に広がっていく」とイメージします。全身から気を取り込み、そして全身から気を外に放ちます。この呼吸法を続けると、あたかも全身の皮ふで呼吸しているかのような感覚になります。神社のような「気」 のよい場所で行なうと、とくに気持ちがよい方法です。 神社は、手を洗ったり、玉砂利の上を歩いたりと、祓い清める仕組みが自然とあります。そこに、こうした瞑想法を使うことで、祓い清める効果はさらに倍増するでしょう。
また、「六根清浄」という祝詞によってもマインドフルになれるそうです。
歩きながら、シンプルに「ろっこんしょうじょう ろっこんしょうじょう」と唱えつづけると
フロー状態になれ、時間の流れを忘れ、幸福感を味わえるようになります。
ちなみに六根とは、眼、耳、鼻、舌、身 、意(こころ=顕在意識)なのですが
この六根が清浄ならば 「願いごとはすべてかなう 」という素晴らしい祝詞なのです。
私は神社で過ごす時間を増やすことで、間違いなく幸せになれました。
今回、本書を読むことで、神社のパワーとその理由を確認できました。
また、本書で紹介されている横須賀の走水神社や蒲郡の竹島神社など
まだお参りできてない神様にご挨拶したくなりました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
photo credit: 伏見稻荷 京都 Kyoto, Japan / Kodak ColorPlus / Nikon FM2 via photopin (license)
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