人生に変化球はつきものだ。それに適応すれば、どんな状況でも幸せは見つかる。(バーナード・ロス)
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スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣の
書評ブログを続けます。
私たち現代人はかつてないほどの変化の時代を生きていますから
多くの不安に苛まれます。
しかし、不安だと思っているだけでは、進歩はありません。
少しだけ考え方を変えることで、感情をコントロールできるようになります。
最初から変化は当たりまだと捉え
乗り越えられると思えれば、不思議と不安な感情をなくせます。
誰もが同じように課題を抱えていますが
多くの人は自分一人が困難な状況にいると考えがちです。
そんな時悩みを克服した人たちを味方にできれば、人生は変わります。
時には自分の弱みを相手に伝えることで、的確なアドバイスをもらえたりもします。
少しだけ勇気を持つことで、良い結果を得られます。
つながりや人的ネットワークがあれば、突然の変化球にも対応できるようになるのです。
変化を恐れない人は、普通の人より幸せな気分を味わっています。
ストレスを気にせず、それを味方にすることで、自分の気持ちを変えられます。
リスクは絶えずあると考え、失敗を恐れなくなると
感情や行動をコントロールできるようになります。
不安に感じていることがあれば
その問題から逃げずに、それを意識することから始めましょう。
本書の著者のバーナード・ロスはマインドフルネスが効果的だと言います。
心の底からその問題をなくしたいと思うなら、話は簡単だ。マインドフルその問題に関連するあらゆることに注意を向ければいいだけだ。それはつまり、自分のしていることを意識するということだ。
マインドフルネスによって、自分との対話の時間を持てるようになります。
自分の行動を意識すると問題点が見つかります。
自分の行動を冷静に観察することで、物事の本質に気づけ
本来、自分が何をすべきかが見えてきます。
多忙な時間を過ごすことで、私たちは自分との対話を忘れ
大切なことを見失っているのです。
一日を自動操縦まかせのように漫然と過ごさないということだ。けれども、それだけではない。真のマインドフルネスとは、判断せずに観察することだ。ただ存在して、周囲に何が起きているのか、自分が何をしているのか、冷静に観察することだ。何が起きていても、ただその瞬間に身を置くという心境のことだ。その心境に達するためには、一瞬間を置いて、呼吸して、内的経験とつながり、周囲の世界を観察するといい。マインドフルネスは、物事の本質的な気づきをもたらす。
スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣 [ バーナード・ロス ] |
呼吸に意識を集中するのは、かんたんながらじつに効果的な瞑想のテクニックであり、脳を鍛え、意志力を強化するのに役立ちます。これによってストレスも減少し、気が散るような内的な要因(欲求、心配、欲望)や外的な誘惑(聞こえてくる音、見えるもの、匂い)に惑わされないようになります。最近の研究では、定期的に瞑想を行なった場合、禁煙や減量に効果があり、薬物やアルコールの依存症への対策としても効果があることがわかっています。(ケリー・マクゴニガル)
ケリー・マクゴニガルもスタンフォードの自分を変える教室の中で
瞑想の効果をわかりやすく説明しています。
呼吸に意識を向け、自分との対話の時間を持つことで、迷いを減らせます。
一日に数分でもよいので、深呼吸を習慣にしてみましょう。
この繰り返しが脳を強化し、意志力を鍛えてくれるのです。
多くの成功者がマインドフルネスの素晴らしさを語っていますが
ほんのわずかな努力によって、自分を変えられます。
私は毎朝、神社にお参りし、そこで大きな深呼吸を繰り返します。
この誓いの時間を持つことで、私はエネルギーを自分にチャージしています。
この習慣が私の意志力を鍛え、変化を恐れなくしてくれます。
この一年の間にも挫けそうな課題がいくつもありましたが
神社でのマインドフルネスの時間が、私を救ってくれたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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