笑顔と上機嫌療法で自分を変えてみよう!

喧嘩腰で、まるで戦いにでも行くようにして近づいてくる気の小さい人も、こちらが親切な行為を示せば、すぐに安心する。つまり、雲のようにどちらからともなくお互いに近づく人間がふたりいれば、どちらか一方がまずほほえむ必要があるということだ。まず自分がほほえまなくて、だれがほほえむのか。自分からほほえみかけないようなら、あなたはただの愚か者である。(アラン)


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自ら微笑むことを習慣にしよう!

アランの幸福論」は本当に素晴らしい一冊で
この数日はなんども読み返しています。
アランは幸せになるためには、自ら微笑めばよいと指摘します。
自分から笑顔になることで、相手も笑ってくれるのです。
相手に対して愛情を持って接すると意識を変えることで
人間関係は劇的に改善します。

怒りを持って、相手に接するとすぐにイライラが伝わり
その場の空気を一気に悪化させてしまいます。
感情は人に伝わりますから、笑顔で喜びを表現した方がよいのです。
笑顔や喜びは人に伝わり広がるものだと気づけば
自分の表情や態度を変えられるはずです。

わたしがいることで友人が多少なりとも本当に幸せを感じるとしたら、友人のその幸せな様子を見るだけで、今度はわたしも幸せを感じる。こうして、わたしが与え、友人が与えてくれた喜びがまた友人に返る。こうして同時に、お互いの無尽蔵の喜びがほとばしるのである。

嬉しい気持ちは伝染しますから、その発火点に自分がなるのです。
笑顔がそのきっかけになるのですから、幸せのループを作るために
自ら微笑むことを習慣にするのです。
笑顔は、喜びを呼び起こす合図だとアランは言います。

喜びを呼び起こすには、はじめの合図のようなものが必要である。赤ん坊がはじめて笑うとき、その笑いはなにかを表現しているわけではない。幸せだから笑うのではない。わたしに言わせれば反対で、笑っているから幸せなのだ。食べて楽しむのと同じように、笑って楽しんでいるのである。

笑うことで、幸せになれるのですから
嫌なことが起こっても、笑顔になって上機嫌で乗り切りましょう。

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上機嫌療法を身につけよう!

上機嫌療法とは、どんな災難に対しても、とくに、この治療法をたまたまやっていないときだったらわめき散らしたくなるようなくだらないことに対して、上機嫌を発揮することである。この療法をしていると、そういうささいなわずらわしさが逆にとても役に立つ。坂道で脚の筋肉が丈夫になるのとちょうど同じことである。

アランはいつでも上機嫌になれば、問題を減らせると言います。
上機嫌を心がけることで、些細なことで悩まなくなります。

この上機嫌療法は多くのことに活用できます。
今日のような暑い日も「暑い、暑い」と文句を言うのではなく
自分を鍛えるためのトレーニングにしてしまうのです。
つらい目にあった時のアランのアドバイスを紹介しています。

ボクシングかフエンシングでもしているときのように、心の中でこう思うのだ。「みごとな一撃だ、かわせ、さもないと痛い思いをするぞ」上機嫌療法をしていると、ものごとはまったく違ってくる。どんなことであれ、その状況を受け入れるからである。

積極的に微笑んだり、上機嫌でいるだけで
トラブルを減らすことができます。
よいエネルギーが周りに伝わり、幸せな時間を増やせます。

まとめ

自ら微笑むことが、幸せになるための入り口です。
自分の感情をコントロールするために
嫌なことが起こったら、笑顔を意識してみるのです。
上機嫌でいれば、問題が大したものには思えなくなります。
トラブルがあっても、笑顔になれば、上機嫌の波動が生まれ
周りの空気を短時間で改善できるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 アランの幸福論 

    

    

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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