横山信治氏の「感謝! 」言うてたら、ホンマに儲かりまっせ!の書評

金運の持ち主は、誰もができる作業を、誰も真似できないくらいひたすら続ける。(横山信治)


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あきらめないことが成功の秘訣

横山信治氏の「感謝! 」言うてたら、ホンマに儲かりまっせ!を読むと、良い言葉にたくさん出会えます。年のはじめに本書を読めたことは、とてもラッキーなことで、今年の私の運気を上げられそうです。本書には金運の持ち主の思考法や行動法がいくつも紹介されています。私が今年取り入れたいメッソドを本書の中から、今日はピックアップしていきます。

横山氏は成功者とそうでない人の違いは紙一重だと言います。成功者は何か特別なことをしているのではなく、誰でもできることを少しだけ他人より多くしているだけだと指摘します。会社経営の傍、横山氏は今までに21冊の書籍を出版しています。これもあきらめなかったことが、功を奏しました。今ではベストセラー作家の横山氏も2冊目の本を出版する時には大変苦労しました。何度もなんども編集者から断られ、なんと40社に企画書を持ち込んだとのことです。普通の人はここまでは粘りません、企画書をあまり書こうとしませんし、断れたらすぐにあきらめてしまいます。しかし、横山氏はなんど断られても、あきらめずに自分の伝えたいことをブラシュアップし、ついに2冊目の本を出版したのです。私も昨年6冊目の出版を目指し、編集者と企画書のやりとりをしていましたが、中途半端な状態のまま進捗していません。昨年の私には執念が足りなかったと反省しています。横山氏のチャレンジマインドを見習い、私は今年6冊目の本を出版したいと思います。

はい、喜んでを口癖に

「でもね・・・」は金運を落とすNGワードだと心得てください。

金運を高めたければ、話し相手の言葉に肯定形から入るべきだと横山氏は言います。「はい、喜んで」を口癖にすることで
相手との関係を改善でき、ポジティブでアクティブな人が周りに集まってきます。はいと肯定表現を使うと、脳が必死にそのための解決策を考えますから、ネガティブな表現を使うよりも、良いことが起こり、運を高めることができます。今年はNGワードを減らして、「はい、喜んで」を多用して、周りの人と笑顔の関係をつくっていきます。金運のある人はプラス思考でアイデアがどんどん浮かびます。「はい」と言うことで、自分の脳を活性化することができ、私たちは幸せになれるのです。

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主語を私から他者に変えてみる!

コニュニケーションの王道は「人の喜ぶことをして、人の嫌がることはしない」です。この言葉こそ、金運を引き寄せるための重要なキーワードです。「人に親切にする」という道徳的な意味に取られることがありますが、それだけでなく、自分のためでもあるのです。理由は、自分のモチベーションを高める最善の方法が「人の喜ぶことをする」ことだからです。

横山氏は以前うつ病に苦しんでいましたが、視点を自分から他者に変えることで、病から抜け出すことができました。人生の悩みの大半は主語が私であることに起因しています。意識をうちに向けるのをやめて、自分以外の人を喜ばすことにフォーカスすると心の病から抜け出せます。また、相手からしてもらったことにフォーカスすると感謝の気持ちが生まれます。周りの人に感謝しているとコミュニケションが円滑に進み、物事がうまくいくようになるのです。現実をしっかりと受け入れ、今あるものに感謝することで、私たちは豊かになれるのです。感謝の気持ちを習慣にして、傲慢な自分にさよならを言うことで、周りの人の応援を受けられるようになり、運気が上がります。

人が喜ぶと自分も嬉しくなる。結果として自分自身が幸せになるのです。

金運を高める最良の方法は人の喜ぶことをすることですから、まずは主語を相手視点に変えて、自分が何で貢献できるかを考えてみましょう。たとえば、相手の長所を見つけて、ほめることは今日からできる最良のコミュニケーション法です。相手に感謝の気持ちを持って、接することができれば、すぐに相手の長所にフォーカスできるはずです。相手をほめることで明るく生きられるようになり、良いことが起こるようになるのです。笑顔で人と接すれば、相手も嬉しくなり、笑顔が返ってくるようになります。日頃から笑顔を意識することが重要だと横山氏は言います。良い人相になるために、私たちは、毎朝、笑顔のトレーニングを行うべきです。「幸運は人が運んできてくれます」から、気分を明るくする努力を続けるのが正しい選択なのです。

まとめ

運気を上げたければ、自分を主語にするのをやめて、周りの人を喜ばすことに励みましょう。感謝の気持ちを持って、人に接すると人間関係が改善でき、他者から応援してもらえるようになります。相手をほめる、はい、喜んでを口癖にして、笑顔で行動していれば、良いことが運ばれてきます。相手への貢献を考えて、あきらめずに行動することで運気はおのずと上がっていくのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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