私たちは、読書から一体何を得ているのでしょうか?
この疑問を多くの日本人が持っているようです。
読書の効果を理解しない限り、私たちは読書を習慣化できません。
読書の方法とメリットを知らないと
行動している読書家からどんどん引き離されてしまうのです。
読んだら忘れない読書術(樺沢紫苑著)を読めば
読書の効果と読書術が同時に手に入ります。
数多くの読書のメリットがわかりやすく整理されているので
初心者だけでなく、読書好きでも楽しめる内容になっています。
以下、私が気になったポイントをいくつかご紹介します。
本には他人の経験・体験がたくさん書かれています。自分が一生かかっても体験できない、何千、何万という生き方、生き様を本から学ぶことができます。そこに、自分にピッタリと合った自分の天職、自分の生き甲斐、ワクワクする自分の夢などを見出す可能性は、非常に大きいのです。
自分だけの経験や体験では限界があります。
私たちは古代ギリシャの哲人とは友達になれませんし、 織田信長の話も聞けません。
しかし、哲学書や歴史書を読むことで、彼らの思考法や体験を学べます。
先人の名言からインスパイアされて、人生を変えるチャンスももらえます。
私も44歳の時に断酒して、人生を変えようと思ったのですが
その時に、多くの書籍、習慣術や自己啓発書が役に立ったのです。
アンソニー・ロビンズやブライアン・トレーシーの書籍に書かれていることを
自分ゴト化し、実際に行動を起こすことを決断したのです。
ほとんどの人は、自分が何をすべきなのかを実は知っている。でも、実際になすべきことを行う人は、ほとんどいない。知っているだけでは駄目なのだ。 あなたは行動を起こさなければならない。(アンソニー・ロビンズ)
過去に何度も失敗した断酒がこのアンソニー・ロビンズの言葉を
真剣に読むことで、実現出来たのです。
断酒をすれば、人生は変わるはずだと信じることで
8年前についに、私はつらい断酒に踏み切れたのです。
ここから、私の人生はポジティブになり、アウトプット型にシフトできたのです。
本書で樺沢氏は読むだけの読書では、意味がないと再三に渡って主張しています。
私もこの考え方には、全面的に賛成です。
アウトプットしない読書は全くと言っていいほど意味がないのです。
なぜ、アウトプットする必要があるのでしょうか?
樺沢氏は一週間に3回アウトプットすると 記憶に残ると教えてくれています。
そのためには、インプットとアウトプットの組み合わせがポイントになります。
1、本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く。
2、本の内容を人に話す。本を人に勧める。
3、本の感想や気づき、名言を F a c e b o o kやT w i t t e rでシェアする 。
4、F a c e b o o kやメルマガに書評、レビューを書く。
これらの 4つのアウトプットを1週間以内に行えば
やらないときと比べて圧倒的に記憶に残るのです。
この作業で、本から得た知識が自分ゴト化できるようになります。
私の場合はKindkeでの読書が多いので、気づきを得た個所をコピペし
自分宛にメールし、書評のネタ帳を作ります。
さらに、定期的に読みたい名言はEvrrnoteに保存し
アフォメーションとしてなんども読み返すようにしています。
名言はみなさんのためにFacebookでシェアしますし
良いと思った書籍は、すぐに書評ブログに書くようにしています。
私もほぼ樺沢さんと同じことをやっていますので
この4つのアウトプットはおすすめできます。
アウトプットは自分へのプレッシャーという樺沢さんの言葉に共感します。
例えば、本を読んだら 「感想」でも 「書評」でも良いので、必ずソ ーシャルメディアに記事を書くと決めます。記事を書くためには、その本から何らかの 「気づき 」を得なくてはいけません。自分にとってためになる点、そして、読者にもためになるポイントを発見しないといけません。そうした 「アウトプットしないといけない 」という軽いプレッシャーを自分にかけながら本を読むようにすると、不思議なことに、今まで気づかなかったことにたくさん気づけるようになります。
書いてアウトプットするプレッシャーを日々の日課にすると
自分の成長につながり、良いことが起こるようになると思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
photo credit: Day 44/365 – Book to be read via photopin (license)
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