"パーパス"

イノベーション

坂本光司氏のもう価格で闘わない―――「より安く!」は誰も幸せにしないの書評

多くの日本企業は競合企業との無意味な価格競争を行い、自分の首を自分で締めています。これでは社員やパートナーは幸せにはなれません。顧客や社員、パートナーから感謝されるような企業になるためには、価格ではない付加価値をつくる非価格経営を取り入れるべきです。
イノベーション

松本勝氏の破壊的イノベーションの起こし方―誰でも使えるアイデア創出フレームワークの書評

破壊的創造のアイデアを創出していくためには、新結合、デザイン思考、統合思考、転換思考などの複数のフレームワークを活用するとよいでしょう。高い共感度のニーズ(Why)と高い実現可能性のソリューション(How)を生み出す、5W1Hの新たな組み合わせをつくることで、イノベーションを起こせるようになります。
サブスクリプションモデル

田中道昭氏の世界最先端8社の大戦略 「デジタル×グリーン×エクイティ」の時代の書評

今後は「人×地球環境」中心主義が経営者の常識になっていきます。顧客中心主義にこだわり、顧客のペインをなくすことばかり考えた結果、グリーンとエクイティに悪影響を及ぼしました。デジタルシフトにばかりが注目が集まりますが、リーダーはデジタル×グリーン×エクイティを三位一体で捉え、戦略に取り入れる必要があります。
ブログ

ダグ・スティーブンスの小売の未来――新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」の書評

自らのブランドをストーリー化し、店舗をメディアに変え、そこから情報発信を行うことで、顧客体験を高められます。広告に頼るのをやめ、コンテンツやSNSからダイレクトに購入させることで、アマゾンやアリババとの戦いに勝利できます。顧客との新たな出会いをデザインし、顧客とのつながりを強化しましょう。
ブログ

伊藤羊一氏のFREE, FLAT, FUN これからの僕たちに必要なマインドの書評

一人ひとりがリーダーシップを発揮することで、組織や世の中を良くできます。「FREE,FLAT,FUN」の価値観のもと、自分たちがリーダーシップを発揮し、貢献することで「Lead the society」が実現します。自らがリーダーシップを発揮し、利他的に行動することで未来を明るくできるのです。
ブログ

ヤッホーブルーイングとスノーピークが成功している理由は7Pにあり。

マーケティングの7Pを実践し、売り方のオンラインシフトを進めることで、顧客の悩みを解決できます。ミーニングフル、エンゲージメント、セルフディフェンスというニューノーマル時代の生活者の変化に応え続けることで、顧客はデータを開示してくれるようになり、企業はより良い提案ができるようになります。
ブログ

玉井博久氏の「売り方」のオンラインシフト デジタル起点でリアルでも勝つ!の書評

デジタルマーケティングが進化する中で、マーケティングは今後4Pから7Pにシフトします。マーケティングの7Pとは、パーパス、ポスト、ページデコレーション、ピュア、パーソナライズ、パーティシペーション、パフォーマンスの7Pを実践することで、モノやサービスが売れるようになります。
ブログ

本田哲也氏のナラティブカンパニー―企業を変革する「物語」の力の書評

ニューノーマルの時代の生活者の行動変化が、企業経済や社会構造に大きなインパクトを与えています。この変化を乗り切るためには、「共体験」の価値を高め、生活者やメディアとともに物語を紡ぐ必要があります。ナラティブカンパニーとなり、生活者とともに永続的な共創構造をつくることが企業には求められています。
セレクト

レベッカ・ヘンダーソンの資本主義の再構築 公正で持続可能な世界をどう実現するかの書評

企業と政府の姿勢を変えることで、環境破壊や経済格差などの社会問題を解決できます。「共有価値の創造」 「目的・存在意義(パーパス)主導型の組織を構築する」「金融の回路の見直し」「協力体制をつくる」 「社会の仕組みを創り変え、政府を立て直す」を組み合わせることで、多くの問題を抱える資本主義を再構築できます。
イノベーション

フレデリック・ラルーのティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現の書評

ティール組織をつくるためには、①自主経営 ②ホールネス ③エボリューショナリーパーパス(進化する目的)の3つの要素が欠かせません。エボリューショナリーパーパスのもと、お互いが信頼できる組織をつくることで、企業は持続的に成長できるようになります。