立派な人は皆、すばらしい思想、アイデア、意志を持っているが、それらを行動に移せる人は極めて稀だ。(ジョン・ハンコック)

私たちはいつも「これからが本番」だと言う。私たちは、状況が変化するまで、もっと時間ができるまで、疲れが取れるまで、昇進するまで、落ち着くまで、まで、まで、まで……と言って待ち続ける。それはまるで、人生を生きてもいないのに、何か人生の一大イベントが起こるかのような言い方である。(ジョージ・シーハン)

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立派な人は皆、すばらしい思想、アイデア、意志を持っているが、それらを行動に移せる人は極めて稀だ。(ジョン・ハンコック)

人は考えることは得意ですが、なかなか行動に移せません。
以前の私も「これからが本番」癖から抜け出せず、行動をいつも先延ばししていました。
当時の私は、お酒に溺れるばかりで
30代、40代前半の貴重な時間を無駄にしてしまったのです。
この後、断酒する中で、私は多くの書籍や記事から行動の重要性を学び
今では面白いことを引き寄せられるようになりました。
今日紹介するジョン・クランボルツも私が影響を受けた一人です。

ジョン・クランボルツ一歩踏み出せば昨日と違う自分になれる!
ライアン・バビノー・ジョン・クランボルツ著)を読めば
マイクロアクション(小さな行動)を起こすことで
人生が大きく変わることを理解できます。
著者の体験談、豊富なケーススタディや冒頭のような名言によって
本書を読むことで、私たちは自分たちの脳と体を行動型に改善できるはずです。

しかし、多くの人は未知なるものに恐怖感を抱き、行動を先延ばししてしまいます。
私たちの恐怖感は、祖先が獰猛な動物と闘っていた時代に脳に植え付けられたモノなので
現代においては、その恐怖感は意味をなさないのです。

何千年も昔鋭い牙を持つトラや獰猛な動物たちがそこらへんをうろついていた頃であれば、人間が保守的で、絶対的な必要性に迫られない限り行動を起こさないのも当然だったかもしれません。しかしこの現代において、何か未知のことにチャレンジしたからといってあなたの命が脅かされることはまずありません。豊かで変化に富んだ人生を送りたいなら、あなたは危険信号を無視してでもアクションを起こせるようになる必要があるのです。(ライアン・バビノー・ジョン・クランボルツ)

行動を起こせばよいことが起こると信じて、小さなことから始めてみましょう!
今度、何かするのにやる気が起きず、逃げ出しそうになった時は
とにかくやってみることで気分を変えましょう。

合言葉は、「やってみれば、やる気になる」です。
・運動するのが面倒なとき「とにかくジムへ出かければ、エネルギーがもらえる」
・新しくはじめたカウンセリングビジネスをなかなか売り込めないとき
「とにかく見込み客に話を持ちかければ、自信が得られる」
・執筆中の本のアイデアに行き詰まったとき
「とにかく座って何か書きはじめれば、ひらめきが得られる」

私たちは同じ行動を繰り返しがちで、簡単にその習慣を変えることはできません。
何かをやりたいのに、やらないのはとてももったいないことです。
小さなアクションを起こすことで、人生は変わります。
私もソーシャルメディアとブログのアウトプットを勇気を持って始めたことで
本を書いたり、雑誌に連載を持てるようになりました。
その後もやりたいことを続けるうちに、遂にはベンチャーを起業できました。
お酒を飲み続けていたら、多分ボロボロの人生だったはずですが
マイクロアクションの習慣化で人生をよりよいものに変えられました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: My favorite lens via photopin (license)

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