マリリン・ファーガソンのマインド・チェンジの書評 #習慣化

アメリカの作家のマリリン・ファーガソン
自分の人生の物語を書き換えるという考え方にはとても共感します。

一生の物語は、私達が日常的に自分に話して聞かせている小さな物語から作られているのです。ですから、私達が自分自身へ投じた「私には難しい」とか、「いつも失敗しているんだ」とか、さらには「こんなにも疲れているのに」などといった言葉の中で、小さな物語がはっきりと固まってくるのです。私達がそういったときにはこのような主張は本物だったかもしれませんが、それがたとえ本当であろうとも嘘であろうとも、私達の心や身体がそれによって左右されてしまうことを知っておくことが大事なのです。

私の何気ない日常の一言が自分の人生のストーリーを形作っているとしたら
これほど恐ろしいことはありません。
最近は言い訳やネガティブな発言を極力言わないことを決めて
脳をトレーニングしているのですが
このマインド・チェンジを読んで、ますます言葉の重要性に気づきました。

言葉や意志が自分を動かすのだとしたら
自分の人生を素晴らしいものに捉え、言葉を選ばないとたいへんなことになります。

あなたは、行き詰まって疲れ果て、とても助けようもない人についての物語を、毎日自分自身に話して聞かせているのですか?それともとても有能で、どんどん成長し、よく学び、将来が開けていき、人生を楽しんでいるという物語を自分自身に聞かせているのですか?あなたが自分自身の中に送り込んでいる物語についてのコメントや理解の糸口に絶えず、注意を払うようになれば、あなたは自分自身がそこで見出すものに驚きを示し始めることでしょう。 

よい物語を自分に話せるようにマインドをセットして
潜在意識に語りかけましょう。
悪いイメージは小さくモノクロにして、未来をパワーある世界にイメージできれば
よい結果をもたらすとあのバンドラー博士も言っていました。

よくあることですが、私達は自分自身の物語をある程度変えることができるということに気づかないでいるのです。もちろん、これは私達の人生の中に、ある種の問題点があるということを否定しているわけではありません。とにかく、これらの問題点に気づくことが第一歩なのです。私達が自分自身の物語の力に気づいたとき、私達は人生を書き直す準備ができたことになるのです。

当たり前ですが、私たちは自分自身の物語を書き換えられます。
問題点を見つけたら、それをどうすればよいか考えましょう。
物語は課題解決のための行動によって書き換えられることが多いのです。

考えれば、必ず自分を変えられる新たアイデアが見つかります。
もし、それが、正しいと感じられたら
直感を信じて、アクションを起こしてみましょう。
自分自身をネガティブに評価することをやめ
やりたいことにフォーカスして、変化をスタートするのです。
目標を決めて、よい言葉を発したり、アイデアを作るうちに
潜在意識が多くの人や情報を引き寄せて
新しい物語を素晴らしいものにしてくれるはずです!

マリリン・ファーガソンはこうも言っています。

自分でも何がしたいのかがハッキリと分からないという人は多い。 色んなことを試してみなければ、そう簡単に自分のやりたいことや目標が決まるわけではない。自分の気持ちを固めるためにも、色んなことを試してみよう。

自分の物語をよりよくするためには、やはり行動ですね。
案外自分で思っていたほどに、行動は大変でない場合もあります。
よいイメージでよい物語を組み立てて、どんどん行動を起こしていきましょう。
素晴らしい果実が引き寄せられてくるはずです。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。
  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました