飽きっぽい性格を分析することで、自分の強みを再認識した結果が◯◯。

一個の道具のように自分を分析しなさい。自分自身に対して百パーセント率直でなければなりません。欠点を隠そうとせずに、正面から向かい合うのです。(オードリ・ヘップバーン)

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欠点に向かい合うのは、なかなかつらい作業で
下手をすると自分に自信が持てなくなります。
しかし、自分を変えるためにはこの作業は必要です。
落ち込まないように、自分との対話をしてみましょう。
私は飽きっぽい性格がいやだったので、何かを続けたいと思っていました。
良い習慣を増やせば、自分が変わるという仮説を立てて
若い頃から続いていることを書き出してみました。
しかし、読書、音楽を聴くこと以外は、ほとんど継続していませんでした。 

読書は子供の頃から、続いている私の中の良い習慣なのですが
これは親のおかげです。
小4の時に豊臣秀吉の自伝が欲しいと言ったら
母親が司馬遼太郎の新史 太閤記を購入してくれたのです。
大人向けの文庫本を手渡された私は、急に大人になったような気がしました。
小学生には難しい内容でしたが、なんとか読了したら
親がとても褒めてくれ、嬉しかったことを今でも覚えています。
この褒め言葉が私の自信につながり、読書が習慣化できたのです。
40年以上前の話ですが、それ以来、私は読書の魅力にはまり
これが、私の強みだと思えるようになったのです。

ドラッカーは自らの強みに集中すべきだと私に教えてくれました。
読書は私の最大の強みですから、これをもっと活かそうと考えました。
2010年のことで、この対話が私の変化のキッカケになったのです。

得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。(ピーター・ドラッカー)

自分の得た知識をソーシャルメディアで発信すれば
誰かに貢献できると考え、書籍情報をアウトプットすることにしました。
自分のパーソナルブランディングにつながると思い
著者をゲストに招いた番組をUSTREAMでスタートしたのです。
著者へのインタビュー形式の番組を配信することで
私の読書のスタイルは一変しました。

著者が伝えたいことを吸収するために、本と真摯に向き合うようになったのです。
自分の中でキーワードを探し、著者に質問を重ねることで
知識を吸収できるようになったのです。
毎週。毎週いろいろな著者から、コンサルしてもらえるわけですから
変わらないわけがありません。
著者の知識や体験を直接教えてもらうことで
自分ゴト化できるようになり、行動に繋がったのです。
良いと思った著者の習慣を取り入れることにし
自分をどんどん変えていきました!

このブログを習慣化できたのも、番組に出演してもらった松村太郎さんや
いしたにまさきさんのアドバイスがあったからです。
この番組のおかげで、私はいくつもの良い習慣を身につけられたのです。
「自分の知識は独り占めしてはいけない、アウトプットして仲間のために貢献しよう!」
「プロの専門家より、身近の専門家に人は相談したいものだ」という話など
いろいろなことをこの番組から学べました。

これらのアドバイスから生まれたのが、ソーシャルおじさんズという
ソーシャルメディアを活用しているおじさんのコミュニティです。
お医者さんや店舗経営者、著者、経営コンサルタントなど多くの専門家が
ソーシャルメディアやブログで日々、いろいろな情報を発信しています。

その中の一人の神主の三浦利規さんと
今回、電子書籍の神主さんが教えてくれるおとなの神社旅をリリースしました。
神社の参拝の仕方や日本全国の神社の魅力を
本職の神主さんがわかりやすく教えてくれます。
神社の周りの観光施設を紹介するなど、トラベルガイドしてもお使いいただけます。

ドラッカーの「強みを磨け!」が、私の変化のスタートラインになりました。
強みの読書を活用して、書籍のアウトプットを始めたら
面白いことが次々に引き寄せられてきました。
私が読書とブログを継続している理由がここにあります。

インプットした知識をアウトプットすることで
その情報に向かって多くの人が集まってきます。
ここから、お互いのアイデアを交換するうちに
ワクワクの新しいプロジェクトが始まっていくのです。
アウトプットを始めた5年前には、今の自分を全く想像していませんでした。
(本を出せたらよいなという夢は持っていましたが。)
書籍の出版や電子書籍のプロデュースをしている今の自分を見たら
きっと過去の自分は驚くことでしょう。
今のアウトプットと行動が、未来の自分を確実に変えていくのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

 

photo credit: Bistro Cheny via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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