脳を鍛えるには運動しかない!(ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマン著)を
読むことで、私は脳についての不安を打ち消すことができました。
なんとアルコールで損傷した脳の機能を、運動によって回復させられるというのです。
9年前まで私はアルコール漬けの生活を送ることで、脳に大きな負担をかけてきました。
毎晩、浴びるようにワインやビールを飲んでいたことが
脳に悪影響を与えていたのでは?と時々不安に感じていたのです。
しかし、以下の文章を読むことで、その不安を打ち消すことができました。
酒を断ち、運動をすれば、脳の損傷が止まるだけでなく、脳の機能を回復させることができるのだ。おとなのラットでも、そうすることによってニューロン新生が促され、海馬が再生する。そして、母ラットをアルコールから遠ぎけて走り回れるようにすると、その胎児にも同じことが起きる。また、最近の研究により、人間も禁酒すると、胎児期にアルコールに浸されたことによるニューロン損傷を回復できることがわかった。そして、すでにご存じのように、アルコール依存症の人の脳でも運動によってニューロンが多く生まれ、再生が進む。ここに、学習と心の強さとのつながりを見ることができる。
アルコールを断った状態で運動を続ければ、私たちは脳を再生できるのです。
一旦、アルコールを止めて、断酒を習慣にできれば、自分を強くさせられます。
脳と心が強くなれば、自分に自信を持てるようになり、行動できるようになるのです。
脳が柔軟であれば、心はいっそう強くなり、「自己効力感」が得られる。自己効力感は、強弱を測定することはできないが、自分を変えることへの自信につながるものだ。ほとんどの依存症者は、これまで自分が人生をどれほど損なってきたかを考え出すと、自分にはなにもコントロールできないと思うようになり、ましてや自制して依存を断つことはとてもできそうにないように思えてくる。しかし運動は、依存症者のそのような低い自己評価に強い影響を及ぼす。体を動かし、主体的に新たな目的に挑戦し、それを達成できれば、自分をコントロールできるという自信が生まれ、それは生活のほかの面にも広がっていくのだ。
私は断酒をしたことで、自信が生まれ、その後、自分の人生を変えることができました。
断酒後、余った時間で読書とソーシャルメディアの発信を始めました。
これが、本の出版につながり、私の人脈は一気に広がったのです。
著者や編集者やベンチャー経営者の方々との出会いによって
私の周りには、面白い話がたくさん引き寄せられるようになりました。
彼らと話すことで、私はよりアクティブになれ
お酒を飲まなくても、楽しい人生を送れると理解できたのです。
酔っていた時には、先送りが当たり前だったのですが
今では「いつか」を封印して、行動を心がけるようにしています。
私は、自己効力感を得ることで、酒より楽しいものを見つけたのです。
お酒で失っていた時間を、私はこの9年間で取り戻すべく
隙間時間を徹底的に使い倒しています。
毎日、人に会うことを心がけ、多くの仲間から知識や体験を吸収しています。
本を読んで、ブログでアウトプットすることを習慣化することで
自分を成長させられることに気づいたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: 2015-03-17 03.30.55 via photopin (license)
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