読書時間の四分の一を使⊃て、本について考える時間を持とう!

読んだ本の内容について振り返って考えてみることにかなりの時間を費やすべきである。最もすぐれた学者たちは、読書に費やされる時間の四分の一はそれにあてるべきだと考えている。これはけっして多すぎるとは思われない。(ジョン・トッド)

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自分を鍛える―人生の実学を学ぶジョン・トッド著)を読めば
自分を変える良い言葉に出会えます。
特に、インプットに関する彼の思考と行動はモデリングすべきです。

一冊の本を読むのにかけた時間の四分の一を使⊃て、本について考える時間を持つことは
とても有意義で、著者の思考や体験を自分ゴト化できます。
著者のアドバイスを良いと思ったら、すぐに行動に移すようにしましょう。
良いスキルを真似、習慣化することで、自分を簡単に変えられるようになります。
この繰り返しが、自分の価値を高めてくれるのです。

著者のアイデアと自分の知識や体験を組み合わせ
それをメモにまとめることで、著者の知識を自分の知恵にできます。
これが潜在意識にストックされ、ある日突然、自分の役に立つのです。
良い本を見つけたら、まず読んで、その後、必ず思考のための時間を確保しましょう。
私もこのブログに書評をまとめることで
読んだ時間の半分ほどの時間を、振り返りに使うようになりました。
この習慣のおかげで、私は面白いアイデアを考えられるようになったので
ジョン・トッドの考え方にはとても共感を覚えます。

自分が読んでいる主題について友人と話し合うこともまた非常に大切だ。

また、ジョン・トッドは、読んだ本について、人と話し合うことが大事だと書いています。
読書会に参加して、読んだ本について語ることで、本の内容を整理できます。
また、自分の言葉で語ることで、著者の思考を脳にすり込め
自分の知恵として活用できるようになります。
本について人前に話すことで、プレゼン力も鍛えられます。
多くの人からフィードバックを受けたり、類似書や参考文献を紹介してもらえますから
定期的に読書会に参加すれば、良書に出会える確率が上がります。

私は定期的に書評ブロガーの米山智裕氏に会って
ビジネス書の情報交換を行っています。
彼のShare読書.comには、いつも刺激を受けています。
彼のブログを読むことで、私は若い感性を吸収しています。

ジョン・トッドは新聞や雑誌だけを読むのは危険だと
以下のよう指摘しています。

あなたは、評論雑誌や一般雑誌、そして新聞は読んでおかなければならないものと考えている。しかし、もともとそれらは記憶されることを期待して書かれたものではない。何時間も費やしてそれらを読んだところで、せいぜい漠然としたイメージや印象で頭をいっぱいにするのがおちであろう。それは間違いなく記憶力を弱めることになる。覚えるつもりもないものを頭に詰め込めば、必ず記憶力は弱まり、使いものにならなくなってしまつ。特に学生のうちは軽薄な新聞雑誌の類はできるだけ読まないにこしたことはない。

今ならWEBの記事がこれにあたります。
短時間で書かれた文章は、あくまで大枠を掴むものだと割り切って
良い書籍に時間を費やすのが、賢い選択かもしれません。
著者が長い人生で学んだことが書かれている書籍に時間を使いましょう。
何度も著者や編集者が推敲した文章には、それだけの価値があるはずですから!

このような読書が私の人生を変えてくれたのですが
人生を変えるための読書術に、私の読書体験をまとめています。
ご興味ある方に、ご一読いただけると幸せです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

       

photo credit: Ease via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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