集中力の高い状態とは、脳の基本回転数が上がっている状態と言い換えることができます。脳の基本回転数とは、何か問題を解決すべきときに素早く的確な判断ができる脳の力量のことです。残念ながら脳の基本回転数を自分の意思で上げることはできません。私たちにできるのは、時間と仕事の量の関係を意識することだけです。つまり、「この仕事をこなすには、これだけの時間しかない」という状況を意識することによって、間接的に集中力を高めるしか方法がないのです。(築山節)
私は、1日に3回この書評ブログの記事を更新しています。
朝の通勤中に一本、昼の隙間時間に一本、夜の帰宅時に一本という感じで
短時間でブログを書くことを習慣にしています。
100%満足できる記事を書くことは、時間がいくらあってもできませんから
最初から、私はそれを目指していません。
それよりも70%の内容でもよいので、短時間で記事をアップすることを考えています。
完璧なブログを週に一回書くよりも、アウトプットの最大化を目指しているのです。
(多分完璧なブログなど、私には書けません。)
一日に締め切りを3回作って、更新頻度を上げることで
ブログの「累積経験値」が高まります。
記事のストックが増えることによって、パーソナルブランディングが行え
ネットやソーシャル経由で人に見つけてもらえることの方が
完璧なブログを書くことよりも、私にとってはるかに価値があることなのです。
通勤時間という短時間で記事をアップすることを目標にしたことで
私は、電車内でも書くことに集中できるようになったのです。
多くの人が寝ている朝の通勤中にブログを書くことで
スタートダッシュを切ると同時に、集中力を高めるトレーニングも行っている感じです。
今ここに集中する力を鍛えることは、ビジネスをこなす上でも効果があります。
最近では、タスクにすぐに集中できるようになり
短時間でも成果を上げられるよういなりました。
これもブログの副次効果だと捉えています。
記憶力を高めるには、出力の機会をなるべく多くつくることが大切です。出力の機会を増やしていけば、情報を入力するときにも「あの場面で話そう」という意識ができ、それが記憶の強化にもつながります。
また、ブログによるアウトプットで記憶力も高められるようになりました。
アウトプットを習慣化することで
インプットする際にいろいろな活用シーンが思い浮かぶようになったのです。
インプットを意識して行うことで
内容を覚えられるようになり、記憶力も強化できます。
情報は、出力することを前提に入力しないと使える記憶になりません。漠然と街を歩いた後で、「何を見かけたか」と質問されても、簡単に思い出せないものです。しかし、同じ風景を見ていても、あらかじめ質問されることがわかっていれば、意識して情報を入力するため、記憶に残りやすくなります。
アウトプット前提で情報を意識してインプットすることで
街の景色や本の世界が一変します。
私はアウトプット前提の読書を心がけることで、著者との対話が捗るようになりました。
ブログに使うキーワードを探しながら読むことで
本を自分ゴト化できるようになったのです。
大量のアウトプットのためには、大量のインプットが欠かせません。
インプットの質がアウトプットによって、高められるわけですから
私はブログを書くことをやめるわけにはいかないのです。
朝のブログの習慣化によって、私は3つの果実を得ています。
■集中力を高められる。
■記憶力をアップできる。
■インプットの質を上げられる。
この記事で、朝からブログをアップする意味をご理解いただけたら、嬉しいです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Day Seventy Eight via photopin (license)
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