人生において、三分の一を占める眠る時間を尊敬しなくちゃいけない。(五木寛之)
長年広告会社に勤めていたため、徹夜が多く、睡眠時間を削って働いてきました。
おまけにお酒が趣味だったために、夜更かしが大好きで
仕事がない日は、毎晩飲み歩いて、自分の体と時間を犠牲にしていました。
若い頃はは、全く睡眠時間を大事にしていなかったのです。
44歳の時に自分の人生を変えようと思い、断酒をしたのですが
その理由の一つが睡眠不足による心と体の疲れでした。
ドクターから睡眠不足と飲み過ぎを指摘され
長生きしたいなら、「酒をやめるしかない」と宣告されたのです。
若い時とは異なり、飲み過ぎがたたり、体が悲鳴をあげていました。
ストレスと睡眠不足の疲れから、全身の痛みがとれず、いつもイライラした状態が続き
今思い出すと当時は最悪な時間を過ごしていました。
私はこの状態を抜け出すために、9年前に断酒を始めました。
この結果、私は睡眠の質と量を高めることができました。
睡眠の量や質が不十分だと、自己制御力、注意力、記憶力がすべて低下します。特にストレスの原因がなくても、睡眠不足だとそれ自体でストレスホルモンのレベルが高くなります。夜、良質の睡眠を取ると、ポジティブにもクリエイティブにもなり、オフィスの有害な人たちへの対処も積極的にできるようになります。(Travis Bradberry)
睡眠不足はストレスホルモンのレベルを高くし、心と体に悪影響を与えます。
お酒をやめて、朝方の生活にシフトしたら、私の人生は変わり始めました。
断酒出来たことが、私の中で大きな自信になり
悪い習慣を良い習慣に次々置き換えることができました。
また、飲みに行く予定がなくなったことで
自分のやりたいことに時間を費やせたのです。
空いた時間で散歩、読書、アウトプットを習慣化したら
私のパフォーマンスは、飲んでいた時の数倍にもなり
周りからも評価されるようになあったのです。
疲れがなくなったおかげで、目の前のことに集中することで
自分の可能性を広げられたのです。
夜は読書の時間となり、自分を変えるために
どうしたらよいかを考えることで、行動が変わりました。
多くの著者が、私に良いアドバイスをくれるようになり
自分の生活に取り入れることで、私は結果を出せるようになったのです。
5年前にソーシャルメディアのアウトプットから
本を出版できたのも、行動を最大化したおかげだと思っています。
快い眠りこそは自然が人間に与えてくれるやさしい、なつかしい看護婦だ。 (シェークスピア)
私に良いことが起こり始めたのも
断酒して、良質な睡眠を取ることがきっかけになっています。
深い眠りが、私の気持ちをポジティブに変えてくれ
行動を後押ししてくれるようになったのです。
夜早く眠ることで、朝早く起き、朝時間を有効活用することで
スタートダッシュを切れるようになりました。
毎朝の散歩やブログを続けることで、意志力を鍛えることができました。
良い行動を習慣化できるようになり、自分を変えることができたのです。
習慣化(ルーチン)のためには、時間を確保する必要があります。
朝時間は生産性が高いので、この時間を活用することが
習慣化のためには、必須なのです。
タスクを朝、早めにこなすことで余裕ができ、いろいろなことにチャレンジできるようになります。
成功者が、皆早起きなのも、この朝時間の価値を見抜いているからだと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Sunrise @BMW via photopin (license)
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