玉石混淆のなかから本物の情報を見つける練習にもなります。「レビューの文章だけで真贋を見分ける」というセンスや言葉で騙されない言語的嗅覚を養えるのですから、まさに実践的な学びの場ですね。(齋藤孝)
齋藤孝氏は、語彙力こそが教養である(齋藤孝著)の中で
レビューを読むと真贋を見極められると書いています。
アマゾンレビューは、同じ書籍についての書評を一気に読み比べられます。
ここを積極活用すれば、良い文章、悪い文章の見極めが短時間でできます。
人が書いた文章で言語的嗅覚が養えるという齋藤氏の意見を読んで
確かにアマゾンのレビューは使えるな!と再認識しました。
アマゾンのレビューの中には、書評家やブロガー並みのセンスのある文章が散見されます。
知的レベルの高い一般の人の文章を読むと刺激を受けられます。
また、同じ書評でも全く異なる意見が展開されることもあり
自分の立ち位置をここから確認できたりもします。
また、どんな言葉を信じて本を買うのか?を絶えずチェックすると
自分が何影響されて言うのか?
何に興味を持っているのかを確認できます。
時々、とてつもない教養を持った人のレビューを読めることがありますが
アマゾンというプラットフォームがあるから、私たちはその恩恵を受けられるのです。
即日配送や1クリックの利便性だけでなく
アマゾンは、レビューでもユーザーに満足感を与えています。
(当然、ダメなレビューもたくさんありますが
ビジネス書のレビューには良いものが結構あるので我慢しましょう!)
私は、買おうかどうか迷った本があったらまずその本のレビューを読み、その著者のほかの作品のレビューを読み、さらに同じテーマのほかの本のレビューまで読むようにしています。すると、20冊、30冊分のレビューを読むなかで、自然とその分野の前提知識が増えているんですね 。 「まとまった情報」としてのレビューには、集合知という価値があるのです。レビューは、この時代のひとつのテキストのあり方として、決してレベルが低いものではありません。利害関係も大人の事情もしがらみもない率直な意見が聞けるし、普段接することができない専門家の意見も収集できる場所です。
語彙力こそが教養である [ 齋藤孝(教育学) ] |
新聞や雑誌の堅いレビューだけでなく
書評ブログやメルマガ、そしてアマゾンレビューを活用しながら
良書を発掘することで、楽しい時間を過ごせます。
本の購入を悩んだ時には、アマゾンの集合知を使えばよいのです。
質の高いレビューの中で紹介されている類似書や
著者の情報なども参考にすると、本との良いご縁が生まれてきます。
巷のプロフェッショナルの意見を参考にすると、案外良書に出会えたりします。
アマゾン(amazon)レビューを活用して
ゴールデンウィークに良書を見つけて、価値ある休日を過ごすのもよいですね。
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photo credit: Amazon Publishing – London Book Fair 2016 via photopin (license)
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