私は基本的に、ベストセラーになっている本は読みません。なぜなら、情報というのは、みんなが知らなければ、知らない情報にこそ価値があるからです。みんが知らない情報にアクセスできた人間こそ、勝者になりえるのです。だからこそ私は、みんながあまり注目しないだろう奥の本棚に集中して、本を選ぶようにしています。あまり売れていない本の棚こそ、宝の宝庫なのです。(西田文郎)
エジソン脳をつくる「脳活」読書術に書かれていた
「ベストセラーは読む意味がない」という西田文郎氏の言葉が刺さりました。
みんなが知っている情報に食いつくのか?
それとも人が知らない情報で勝負するかによって、人からの評価を変えられます。
どうせ書籍を読むのなら、人が選ばないような本を選択して
面白い人間だと思わせたいものです。
ベストセラー本は多くの記事やブログからも情報を取れますが
隠れた良書の情報はなかなか見つけられません。
自ら本屋に行き、直感に従い本を探すと、思わぬ良書に出会えます。
他者とは違う視点の本を選択することで、自分を成長させられます。
私は日々いろいろな本を買いますが、必ず海外の翻訳本も選ぶようにしています。
日本のビジネス書だけだとどうしても情報が偏ります。
アメリカのトレンドを見ておくことが、ビジネスでは大事なので
これからヒットしそうな翻訳本を大人買いして、定期的に読むようにしています。
エジソン脳をつくる「脳活」読書術 [ 西田文郎 ] |
本来であれば、英語の原文の本を読んだほうが良いのですが
私の英語力だと読書スピードが上がらず、途中で放り出すことも多く
最近では、翻訳本に頼る生活が続いています。
優秀な編集者の方が面白いと評価した選りすぐりの本を
日本語で楽に読めると考えることで、翻訳本に価値を見出すのです。
アメリカで出版された本の多くは内容も濃く、文献などもしっかりと明示されています。
最新の研究レポートが引用されていることも多く、新たな知識を得られます。
ここから別の素晴らしい著者を何度も見つけてきました。
日本のビジネス書を読んでいると、翻訳本からの引用が見つかることも多いので
ある意味、これらの本をいち早く読んだ方が効果が期待できます。
良質な知識や最新のトレンドを理解したいのなら、少しぐらい値段が高くても
翻訳もののビジネ書を買った方がよいと私は考えています。
日本のビジネス書に最新の翻訳本を組み合わせることで、私の読書の幅は広がっています。
翻訳本を避けずに積極的に読むことで、自分を変えられるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうござました。
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