最後は全員が同じ方向を向いているチームが勝つ。ファンも巻き込んで、一体感のあるチームはやっぱり強いんです。(田口壮)
元大リーガーの田口壮氏はチームワークと巻き込みの力が
強いチームを作ると言います。
ビジネスもこれと同じで、社員や関係者をいかに巻き込めるかが大事なのです。
ソーシャルメディアは共感と応援のメディアだと言われていますが
自分のビジネスやプロダクトが好きでなくては始まりません。
自分が好きなことで周りを巻き込めれば、成功の確率が高まります。
その際、社員だけでなく、お客様をファンにすることを意識したいものです。
ワクワクなことをビジネスにすると、楽しみながら仕事ができます。
自分が好きなことならば、相手に熱意を伝えることができ、人を惹きつけられます。
自分のワクワク感が相手に伝わると、その人から応援してもらえるようになるのです。
パッションは一瞬で伝わり、その場ですぐに強力なチームが生まれることを
私は今までに何度も体験してきました。
自分たちが良いと思ったプロダクトを自信を持って伝えれば
ワクワク感が伝染し、ファンになってもらえるのです。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [ 岩崎夏海 ] |
一人の力で成功することは絶対にない。一人の力が他人の協力を得たとき、初めて事業は成功する。(ピーター・ドラッカー)
私が大好きなドラッカーも一人の力だけでは成功できないと言います。
自分の力やプロダクトを過信せずに、人の力を借りることが肝心です。
その際、必要なのが共感の力です。
相手の共感を得るためには、ワクワク感を持って伝えることが本当に大事なのです。
営業やマーケティングなどの組織が自社になくとも、今の時代は成功できます。
パッションを持って周りに話をすれば、誰かが必ず助けてくれます。
実際、友人の友人が応援してくれたおかげで、私は何度もチャンスを得ています。
自分の周りの仲間に話をしているうちに、解決策を持っている人を紹介してもらえます。
友人の友人が素晴らしいアドバイスをくれたり
パートナーを紹介してくれたおかげで、ビジネスが上手くいくようになるのです。
まさに「弱い紐帯の強さ」によって、私たちは成功できるのです。
1973年にスタンフォード大学の社会学者マーク・グラノヴェッターは
転職先は友人の友人が紹介してくれるという論文を発表しました。
ネットワークを広げて、友人の友人の力を借りることで
ビジネスの成功の可能性が高まるのです。
パッションを持って、仲間に自分のビジネスの話をしていれば
応援者が突然目の前に現れます。
あるいは会ったこともない顧客がファンとなり
口コミによって事業を後押ししてくれるのです。
ソーシャルメディアとリアルの人脈の力を信じることで奇跡が起こり始めます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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