「未来の自分」から 「今の自分」宛に手紙を書く(ケリー・マクゴニガル)
スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルールの
未来の自分からの手紙というケリー・マクゴニガルのアイデアが秀逸です。
仕事や人間関係に疲れたり、未来が不安になった時などに
現状を打破するために、未来の自分の力を借りるのです。
私たちは自分を変えたくても、なかなか新たな行動を起こせません。
しかし、昨日と同じルーチンを続けていては、未来を変えることはできません。
そんな時には、未来の成功している自分から手紙をもらうのが一番だと
ケリーは本書でアドバイスしています。
例えば、新年が2017年の場合、2018年1月1日付で、自分宛に手紙を書きます。
「2017年の『一番大事な目標』を達成した」というスタンスで
その年(2017年)を振り返っているところを想像してみましょう!
その手紙の中で、 2017年の目標を達成するために
必要なことをすべて行った「その時の自分」に対して、具体的な感謝を述べてみるのです。
あるいは、もっと賢くなった「2018年の自分」から
「その時の自分」へ、思いやりあふれるアドバイスをすることで
自分が本当にやるべきことが見えてきます。
自分の潜在意識の力によって、私たちは新たな一歩を踏み出せます。
スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール [ ケリー・マクゴニガル ] |
夢を実現した未来の自分をイメージしてみましょう!
とてつもないことを成し遂げた自分を想像することで、心のブレーキをはずせます。
どうしたら、その夢を実現できたのか?
実際、どういう風に行動したのか?
誰の協力があったから成功できたのか?などを書くことで
具体的な行動計画や成功要因が見つかります。
未来の成功した自分をイメージしながら手紙を書くことで
今までわからなかった自分のビジョンを明確にできます。
また、タスクを整理したりプランを作ることで、今やるべきことが見えてきます。
書き終えた手紙を何度も読むことで、漠然とした不安も払拭でき、行動が怖くなくなります。
大切なのは、これから、自分がどうしたいかを明らかにすることです。
手紙に書かれた夢をビジョンボードにして、プランを作りましょう。
それを毎日見返すことで、今日何をすればよいかを確認できます。
あとはワクワクしながら、行動するだけです。
目標実現のための行動を習慣化することで、本当に夢が叶ってしまうのです。
私の好きな本と私の著書を以下にピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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