「敵がいる?いいことだ。それはどこかの時点で、何かのために立ち上がった結果だから。(ウィンストン・チャーチル)
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うまく逆らえる人は、自分の考えを押しつけず、刺激的な別の視点を提供する。(スティーブン・ピアス)
スティーブン・ピアスは影響力の秘密50の中で
上手に逆らうことで、相手に影響力を及ぼせると指摘しています。
多くの日本人は流れに従うことを良しとしますが、これでは存在感を示せません。
影響力を持ちたければ、グループの中で目立つ必要があるのですが
私たちは反対意見を言うことを躊躇してしまいます。
しかし、この態度を変えない限り、良い結果は残せません。
バカにされても、批判されても死ぬわけではないと考え
自分の意見を相手に伝えるようにしましょう。
確かに、多数派の好みに合わせることは、いちばんリスクが少ない道ですが
この選択を続ければ、相手に飲み込まれてしまいます。
逆に、成功者たちは、少数勢力であったとしてもしっかりと自分の意見を伝えています。
影響力を持ちたいなら、彼らの姿勢を見習うことが重要です。
歴史を振り返れば、少数派ながら影響力を持つ人々、違う道を選んだ人々が常にいる。彼らは流行に背を向ける。ルールを曲げる。コンセンサスとされるものに異議を唱える。ガリレオ、チャーチル、口ーザ・パークス……。多数派に逆らい、異端的な反対意見を表明する意志が、彼らをスポットライトの中心に据える(時には、ありがたくない注目も浴びるが)。反対を表明すれば、意見に従う者ではなく、意見を生み出す者になれる。
反論するためには、自分の意見を持たねばなりません。
自分の主張やアイデアが正しいと思ったら、多数派に乗らずに、
しっかり反論し、相手に存在感を示す必要があります。
冒頭のチャーチルの言葉を信じて、自分の気持ちを鼓舞しましょう。
反論という形で良い提案をすることが、新たなブランドを生み出すきっかけになります。
反論がその他大勢から抜け出すチャンスだと捉え、積極的に発言するのです。
影響力の秘密50 [ スティーブン・ピアス ] |
あえて現状に挑戦する人間が歓迎されることはほとんどない。当面は悪い評判に付きまとわれるはずだ。鋭い判断力もなくてはならない。始終反対しているだけでは、ノーしか言わない悲観的な人間と片づけられ、「あいつの意見に意味はない」と切り捨てられるだろう。
多数派と違う視点を持つことを意識することが、自分を鍛えてくれます。
その他大勢の視点を疑い、自分の頭を考えることで
多くのアイデアを生み出せるようになります。
日常生活の中で、相手への反論を意識することで、自分を変えられるようになります。
自分の意見を持つことが、自分の評価を高めると考え
その場の空気に迎合するのはやめましょう。
反対意見を言う者は珍しい。だからこそ、めったにない報酬を手にする。 ひとりだけ違う意見を言うのは楽しいことではない。無防備だと感じるし、攻撃にさらされる危険もある。それでも、非難される勇気がない人々からは尊敬される。あえて口にした意見が誰もが認める真実になったら、キャリアや人生は大きく変わる。
「他人の意見にすぐに右にならへ」が自分の習慣になっているのなら
大きなリスクを抱えていると考えてみましょう。
プラス・マイナスだけでなく、多様な視点で物事を考え
自分の意見を主張することが、チャンスの入り口になるはずです。
スティーブン・ピアスが言うように
勇気を持って、反論することが自分の評価を高めてくれるのです。
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