「反論」を考えることを習慣にしよう!

「敵がいる?いいことだ。それはどこかの時点で、何かのために立ち上がった結果だから。(ウィンストン・チャーチル)

スクリーンショット 2017-02-03 14.45.53
photo credit: Aurelien G. Photographie Photographie de presse – Ora le newsgame via photopin (license)

うまく逆らえる人は、自分の考えを押しつけず、刺激的な別の視点を提供する。(スティーブン・ピアス)

スティーブン・ピアス影響力の秘密50の中で
上手に逆らうことで、相手に影響力を及ぼせると指摘しています。
多くの日本人は流れに従うことを良しとしますが、これでは存在感を示せません。
影響力を持ちたければ、グループの中で目立つ必要があるのですが
私たちは反対意見を言うことを躊躇してしまいます。
しかし、この態度を変えない限り、良い結果は残せません。
バカにされても、批判されても死ぬわけではないと考え
自分の意見を相手に伝えるようにしましょう。

確かに、多数派の好みに合わせることは、いちばんリスクが少ない道ですが
この選択を続ければ、相手に飲み込まれてしまいます。
逆に、成功者たちは、少数勢力であったとしてもしっかりと自分の意見を伝えています。
影響力を持ちたいなら、彼らの姿勢を見習うことが重要です。

歴史を振り返れば、少数派ながら影響力を持つ人々、違う道を選んだ人々が常にいる。彼らは流行に背を向ける。ルールを曲げる。コンセンサスとされるものに異議を唱える。ガリレオ、チャーチル、口ーザ・パークス……。多数派に逆らい、異端的な反対意見を表明する意志が、彼らをスポットライトの中心に据える(時には、ありがたくない注目も浴びるが)。反対を表明すれば、意見に従う者ではなく、意見を生み出す者になれる。

反論するためには、自分の意見を持たねばなりません。
自分の主張やアイデアが正しいと思ったら、多数派に乗らずに、
しっかり反論し、相手に存在感を示す必要があります。
冒頭のチャーチルの言葉を信じて、自分の気持ちを鼓舞しましょう。
反論という形で良い提案をすることが、新たなブランドを生み出すきっかけになります。
反論がその他大勢から抜け出すチャンスだと捉え、積極的に発言するのです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

影響力の秘密50 [ スティーブン・ピアス ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2017/2/1時点)

あえて現状に挑戦する人間が歓迎されることはほとんどない。当面は悪い評判に付きまとわれるはずだ。鋭い判断力もなくてはならない。始終反対しているだけでは、ノーしか言わない悲観的な人間と片づけられ、「あいつの意見に意味はない」と切り捨てられるだろう。

多数派と違う視点を持つことを意識することが、自分を鍛えてくれます。
その他大勢の視点を疑い、自分の頭を考えることで
多くのアイデアを生み出せるようになります。
日常生活の中で、相手への反論を意識することで、自分を変えられるようになります。

自分の意見を持つことが、自分の評価を高めると考え
その場の空気に迎合するのはやめましょう。

反対意見を言う者は珍しい。だからこそ、めったにない報酬を手にする。 ひとりだけ違う意見を言うのは楽しいことではない。無防備だと感じるし、攻撃にさらされる危険もある。それでも、非難される勇気がない人々からは尊敬される。あえて口にした意見が誰もが認める真実になったら、キャリアや人生は大きく変わる。

「他人の意見にすぐに右にならへ」が自分の習慣になっているのなら
大きなリスクを抱えていると考えてみましょう。
プラス・マイナスだけでなく、多様な視点で物事を考え
自分の意見を主張することが、チャンスの入り口になるはずです。
スティーブン・ピアスが言うように
勇気を持って、反論することが自分の評価を高めてくれるのです。

■セミナーのお知らせ
サンクチャリ出版さんとセミナーを開催します。
テーマ:ダメダメ人生から復活する方法
アルコール依存症から脱出した私のメソッドを全てお話しします!
日時:2月9日19時 会場:千駄ヶ谷サンクチュアリ出版セミナールーム
詳細はこちらからお願いします。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
影響力の秘密50(スティーブン・ピアス著)関連記事はこちらから

      

    スクリーンショット 2016-04-29 22.16.13

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評名言その他ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
起業家・経営者のためのビジネス書評ブログ!
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました