アイデアパーソンになるために、今すぐ身に付けたい習慣!

栄養を与えないと、脳は自らを喰べてしまう。(ゴア・ヴィダル)


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アイデアパーソンは新しい情報やアイデアという栄養を採るために本を読む。(マイケル・マハルコ)

アイデアづくりの早道は読書から!

マイケル・マハルコアイデア・バイブルには
アイデアパーソンになるための11のメソッドが紹介されています。
1、毎日考える。
2、狙いをつける。
3、細部を記録する。
4、慣習を打ち破る。
5、本を読む。
6、内容分析をする。
7、ブレイン・バンクをつくる。
8、トラベル・ジャンキーになる。
9、すばやくメモをとる。
10、メモを活用する。
11、アイデア・ログをつける。
私は、この中でもっとも即効性があるのが、4の読書だと信じています。
今日はマイケル・マハルコの言葉を引用しながら
アイデアと読書について書いてみます。

読む本は注意深く選ぶ。
本を読み始める前に「この本は私のクリエイティビティにどれくらい役に立つ?」と問いかけよう。読む本は幅広い分野から選び、かつ厳選して、読書の時間を過ごす。

本を選ぶ時にも、自分への質問を欠かさないようにしましょう。
クリエイティブパーソンになるための本を
幅広いカテゴリーから探すようにするのです。
ジャンルを多様にすることで、アイデアの可能性が広がります。

メモを取りながら読む。
アルバート・ペインはマーク・トウエインの伝記にこう書いている。「彼はテーブルやベツド、ビリヤード室の棚に、一番よく読む本を置いておいた。ほとんどの本に注釈やふと思いついたメモ、タイトルに関する感想などが記してあった。置いてあったのは何度も読んだ本であったが、毎回新鮮な気持ちで読むので、何も書くべきことがないということはめったになかったようだ。

本を読んだら、必ずメモを残しましょう。
このメモが未来のアイデアの種になります。
表紙やデザイン、著者の行動、思考、名言など
なんでもよいので印象に残ったものをメモしましょう。

創造力を発揮するための読書法!

要約を書く。読み始める前に、その本の要約を書いてみる。 または半分を読んだところで、後半の要約を書いてみる。目次や本を読む前に、本の内容を想像してみる。この方法はジョージ・バーナード・ショーお気に入りのトレーニングだ。難しいけれども、想像力を養うためにはすばらしい方法だ。

本を読まずに、要約を書くというアイデアは斬新です。
著者になったつもりで、本の中身を自分で考えるのです。
読む前に想像する!半分読んだら後半の要約を書くことで
多くのアイデアが浮かぶはずです!

伝記を読む。
先人たちの人生はアイデアの宝庫である。

本を選ぶ際に、伝記や歴史本を意識しましょう。
過去の先人たちの行動や思考が生きるヒントになります。
エジソンの話を読めば、失敗が怖くなくなりますし
フォードの伝記を読めば、アイデアづくりのコツを盗めます。

ハウツー本を読む。
ジャンルはなんでも構わない。書いてあるハウツーアイデアに手を加えて新しいアイデアを作ることがトレーニングになる。手芸、車いじり、日曜大工、庭造りなどの本は、ユニークなアイデアや製品を創り出すためのヒントを与えてくれる

自分には関わりのないハウツー本を読むことも面白そうです。
最近、若者向けのファッションに関するハウツー本を読んだのですが
若者たちの課題やユニークな解決法を見つけて刺激を受けました。
アイデアは組みわせなので、自分の知らない世界の知識を
インプットすることで、発想の可能性を広げられます。

雑誌を読む。
ウォルト・ディズニーはアイデアの多くを『リーダーズ・ダイジエスト』から手に入れたという。彼は次のように言ったと伝えられている。「想像力はある時点で古ぼけたり、臆病になったり、縮んだり、凍りついたりしてしまう。『リーダーズ・ダイジェスト』は想像力のトレーニングジムとして役に立つ」

雑誌は自分の脳の老化を防いでくれます。
見開きで広がる写真が好奇心を刺激してくれます。
キュレーションタイプの雑誌や専門誌を読むことで
最新の情報が手に入ります。
様々なカテゴリーの雑誌を貪るように読んで
気になった記事をiPhoneなどに保存しましょう。

ノンフィクションを読む。
本の中で示された課題が解消する前にいったん本を閉じて、解決法を考えてみる。ジョン・F・ケネディお気に入りのトレーニングであったという話だ。

ノンフィクションのリアルな課題について
真剣に考えることで、自分の能力をアップできます。
本を読みながら、課題を切り刻んだり、ヒントを探すことで
自分の思考の幅を広げられます。

本を読みながら考える。
古くからの問題への新しい答え、ビジネス上の変化、海外での流行、科学技術の発見を探す。読んでいる本に書いてあることと自分が直面している問題との間に類似点や関連性がないかも探しながら読む。

自分の課題を明確にしながら、本を読むことで
課題解決能力が高まります。
書かれている事象をフレームワークに落とし込んだり
過去の本と比較することで情報を関連付けできます。
内容を脳に深くインプットすることで、アイデアのタネが生まれます。

私は書評ブログを日々書いていますが
著者の名言や思考法、体験などを記事にすることで
脳に多くの情報をストックできました。
それらを脳内で組み合わせることで、アイデアづくりが楽になったのです。
今回、マイケル・マハルコの読書術から刺激を受けたので
これらのメソッドを使い倒して
もっともっと面白いことを考えられるようにしたいと思います。

まとめ

読書のスタイルを変えることで、著者との対話が深まります。
著者の思考や経験を徹底的に自分ごと化し
アイデアづくりのヒントを見つけましょう。
本から得た情報をメモすることが、未来の自分を助けてくれます。
本を読む際に、書かれている答えを想像したり
課題解決のためのヒントを探すことで、本の価値を最大化できます。
アイデアを生みだすために、自分独自の読書術を生み出しましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!!
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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