瞑想で心を落ち着かせたい人に。ジャーナリング瞑想という方法もありますよ!

どんなに忙しい人でも、ほんの少しの空き時間やスキマ時間があります。こんなとき、多くの人が無意識にスマートフォンをいじり始めます。そうすると特に必要のない情報が刺激として入ってきて、それでなくても散らかりやすい意識があちこちに飛散しやすくなります。(吉田典生)


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スキマ時間を活用し、ジャーナリングで心を落ち着かせよう!

現代人は暇さえあれば、スマホを触り
新しい情報を入手することで、脳に刺激を与えています。
しかし、この大量の情報が私たちを疲れさせているとしたら
スマホをいじることは意味がある行為とは言えなくなります。
私たちはスマホを使って、自分を疲弊させながら
自分とつながる時間も減らしているのです。

新しい刺激が入るたびに、私たちの意識は色々なところに散らばります。
人の心は何もしない時にも、動物園の猿のように落ち着きがなくなります。
私たちの心は今ここに集中できずに、右往左往しているのです。
脳がモンキーマインド状態になり、活発に働くことで
疲れがたまり、生産性を落としています。
無駄に意識をさまよわせると脳のエネルギーを浪費してしまうのです。

脳の無駄な動きを止めるために書く瞑想(ジャーナリング)が効果があると
吉田典生氏は以下のように述べています。

そんな状態を防止するには「さまよいやすい」という人間の注意の特性を理解し、制御していく必要があります。そのために、「スキマ時間に行うジャーナリング」が有効な役割を果たします。例えば、山手線のホームで、次の電車が来るまでの1分間を短距離走型ジャーナリングにあてます。

書く瞑想(ジャーナリング)を習慣化すれば
脳が無駄にさまよわなくなり、今ここに集中できます。
私も以前は暇さえあれば、ソーシャルメディアをチェックしていましたが
最近は、書くことにフォーカスしています。
ジャーナリングのおかげで、集中力を取り戻せただけでなく
自分との対話の時間を増やせました。

書く瞑想で自分との対話の時間を増やし、自分の可能性を広げよう!

ジャーナリングを通して無意識の扉を開けることで、新たな自分や本来の自分、あるいは忘れかけていた自分など、さまざまな自分に出会うことができます。

書く瞑想によって、自分との対話の時間を持つと
色々な視点で自分を分析できるようになります。
自由な発想でジャーナリングを行うと
自分の可能性の扉を開けられ、本当にやりたいことが見えてきます。

未来のワクワクな自分について考えながら
自分との対話を繰り返すうちに新たな気づきが次々生まれます。
今までとは違う視点から自分を見られるようになり
目標がどんどん増えていきます。

ジャーナリングという手軽なワークは、いろいろな自分との出会いをもたらします。なんの制約もなく、他人への気遣いも不要なワークによって、固定化された価値観や思い込みに足をすくわれない柔軟性が養われます。また同時に、表面的な思考の奥に入っていくことによって、自分の確たる軸を養うことにもなります。つまりジャーナリングは、自分を横に広げながら縦に深めていく自己認識強化のワークと言えます。

ジャーナリングで自己認識を維持・強化することで
自分の強みが明確になり、自信が生まれます。
スマホやソーシャルメディアで外とつながることよりも
自弁との対話の時間を持つ方がはるかに価値があります。
脳を無駄に疲れさせる時間を減らし、書く瞑想を習慣化しましょう!

他人に意識を向け続ける時間を減らし、自分とつながる時間を増やすのです。
自分と自由に向き合うジャーナリングによって
一番大事な自分とつながる時間を増やせます。
書く瞑想によって、外部とのつながりすぎによる疲れを癒せ
自分との対話を増やすことで、気持ちも落ち着きます。

時にはネガティブなことを書くのもよいと吉田氏は言います。
出来事や状況の多面性をとらえて受容し
書く瞑想を続け、発想を変えることでポジティブな解決策が見つかります。

物事をあるがままに受け取る柔らかな姿勢は物事に対する視野の広さ、フレキシビリティや創造性にもつながってきます。

例えば、雨の日は雨の日として受け入れることで
雨の日の楽しみ方が頭に浮かびます。
ネガティブな局面でも新たな可能性を見出せるようになると
つらい体験からも短期間で立ち直れます。
自分の頭に浮かんだことを自由に書くことで
異なる自分が新たな答えを運んできてくれるのです。

まとめ

外からの刺激を受け続けていると脳が疲れ切り
自分のパフォーマンスを下げてしまいます。
他人とつながる時間を減らして、書く瞑想(ジャーナリング)を習慣化し
一番大切な自分との対話の時間を増やしましょう。
自分の内面と対話することで、自分の強みに気づけたり
本当にやりたいことが見つかります。
自分の人生のCEOになるために
ソーシャルメディアやネットサーフィンを減らし
ジャーナリングの時間を積極的に確保しましょう。

参考図書 吉田典生氏の「手で書くこと」が知性を引き出す 
心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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