「~だからできない」をやめて、「もし~ならばできる」を口癖にしよう!

「~だからできない」の性質は様々だった。コストや能力に関係していることもあれば、他のプロセスへの影響に関係していることも、ただ単に難易度に関わっていることもあった。しかし結果は同じだった。誰かが「~だからできない」と言い出すと、必ず会話が行き詰まった。(コリン・ケリー)


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できないことにフォーカスするのをやめる!

パン技術にイノベーションを起こしたコリン・ケリーは、チームを運営する際に徹底的に使う言葉にこだわりました。彼はメンバーにネガティブな表現を禁じ、「~だから私たちはできない」とは言わせませんでした。代わりに「もし~ならばできる」と言うことで、成功を手に入れたのです。たとえば「ラインが遅くなってしまうので、新しいパッケージが使えない」と言う代わりに、「もし他のラインに乗せられれば、新しいパッケージを使うことができる」と言わせたそうです。

多くの人は困難な問題に対して「~だからできない」と反応し、最初からあきらめてしまいます。解決法がわかっている問題には誰でも対処できますが、解決法がわからない問題を解くのはとても難しいことです。課題を前にした時に、言葉をネガティブにすると、ポジティブな勢いがなくなり、やる気と探索のフローが壊されてしまいます。「~ならばできる」と考え、脳の力を活用し、アイデアを発見する旅に出てみるのです。

アダム・モーガンマーク・バーデンは書籍逆転の生み出し方の中で、できると信じて、楽観的になることが重要だと述べています。メンバーは自分にできることを考え、それに集中すべきです。著者の2人は以下のフレームワークを活用することでイノベーションを起こせるようになると指摘しています。
■可能かどうかではなく、どうすれば可能になるのかという点に話題を集中させられる。
■作業の期間を通して、楽観主義的な雰囲気を保つ。楽観主義と知的好奇心を同時に刺激する。
■会話に参加する全員が責任を分担するようになる。問題点を指摘しっぱなしにするのは許されない。問題点を挙げるのであれば、同時に解決策を述べなければならない。
■問題や障壁を見つけ出そうとしているのではなく、解決策を探し出そうとしている集団であるという共通認識を強化する。対処不可能な状況における無力な被害者ではなく、潜在的な変革者としての自己認識を強める。
■考え方を維持する方法となる。ひとつの質問で答えを見出せなくても、もうひとつの「~ならばできる」、もうひとつの「どうしたら」につながる。

「~ならばできる」という思考が新たなアイデアを生み出し、それを実践していれば、失敗を乗り越えられるようになります。新たな課題が現れても、この思考を繰り返すうちに解決策が見つかり、目標を達成できます。

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失敗したら修正すればよい!

ジャパネットたかたの高田明氏も伝えることから始めようの中で、できない理由を考えていてはダメだと述べています。

できない理由を考えるのではなくて 、どうしたらできるか考えて、できることはなんでもチャレンジしたんです。(高田明)

どうしたらできるかを考え、チャレンジするうちに答えが見つかります。思考し、行動し、運を味方につけることが成功するためのルールなのです。ラジオ通販で成功した高田氏はラジオの聴取率に比べ、TVの視聴率が高いことに気づきました。TVの深夜帯に30分の通販番組をオンエアすれば、売り上げが上がると仮説を立てたのです。放送料金や制作費も格段に高くなるのですが、彼は採算度外視でまずは番組にチャレンジしました。無名な自分をカバーするためにタレントと一緒に番組を作るなど、課題を見つけるたびに新たなアイデアを組み合わせ、売り上げをアップさせたのです。TVで成功した後は、シルバー層向けにカタログ通販をはじめるなど、絶えず新たな課題に前向きに取り組み、どんどんアイデアを試していきました。その結果、ジャパネットたかたは通販の全国ブランドになり、顧客の信頼を勝ち得たのです。

みんなが一生懸命取り組んで、課題を見つけて議論を重ねていればアイデアは生まれてくるんですよ。それをやるか、やらないかですね。私は、やらなかった失敗はあっても、一生懸命にやった失敗はない、と思っているんですよ。やって上手くいかないときは修正していけばいい。結果に一喜一憂するのではなくて、数字を見ながら修正して数字をあげていく、その繰り返しだと思います。それを私は自己進化型って思っています。

高田氏は「失敗とは一生懸命にやらなかったことだ」と述べています。今ここに集中し、たとえ失敗しても修正をくりかえすうちに、人はとてつもないゴールに到達できるのです。

まとめ

できない言い訳を考えるのではなく、できると信じて今ここに集中しましょう。「もし~ならばできる」を合言葉にチームで必死に考えれば、新しい解決策が見つかります。アイデアが生まれたら、すぐにチャレンジすればよいのです。失敗したとしても、そこであきらめずに行動を修正し、貪欲にゴールを目指すことでイノベーションを起こせます。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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