後藤勇人氏の成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!の書評

夢とは、夢に到達する正しい情報に基づき行動をすれば、必ず吐うものです。それには、年齢は関係ありません。しかも、わずか1分でできてしまいます。大事なことは、かけた時間の長さではなく、短い時間でも何をするかです。(後藤勇人)


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朝1分の時間を変えることで夢が叶うようになる?

コンサルタントの後藤勇人氏から成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!を献本いただきました。早速、書評で本書のエッセンスを紹介したい思います。後藤氏は朝時間、それもたった1分の時間を変えることで夢が叶うようになると述べています。私も44歳の時に大好きだったアルコールを断ち、朝時間の使い方を変えてから、多くの夢を叶えてきたので、彼の冒頭のメッセージには共感を覚えました。

人は何歳になっても自分の思考と行動を変えられます。人生に遅いということはないのです。大事なことは年齢ではなく、自分の夢を実現するという意志であり、それを実現するための行動なのです。勇気を持って、小さな一歩を踏み出せば、人生は変わり始めるのです。

後藤氏はそのために朝の1分を大事にすべきだと言います。朝の1分のアクションを継続することで、周りの人の評価も変わります。夢に向かって、行動を続けていれば、周りの人が応援してくれるようになります。

最初のスタートは1分でも、徐々に朝の使い方に慣れてきたり継続してくると、1分が3分に、3分が5分になってきます。また、朝1分で継続することも、ひとつから3つに、3つから5つにと増えていきます。

たとえ、小さな行動でも続けていれば変化が生まれます。よい結果がモチベーションになり、様々な行動を習慣化できるようになるのです。私も朝の習慣を増やすことで、人生をエンジョイできるようになりました。特に、瞑想と朝の神社のお参りを習慣化することで、イライラを減らせ、朝から気持ちよく行動できるようになりました。楽しみながら行動すると、ワクワクでき、それに共感する志の高い人が引き寄せられてきます。良い人とのご縁を作ることで運気が高まり、夢をストレスフリーに達成できるようになるのです。

 

自分の夢を書き出し、それを毎朝読み返そう!

結果とは、正しい情報を入手して行動を繰り返せば、必ず手に入ります。現在の情報社会では、自分に必要ない情報が洪水のように流れてきます。その洪水の中から自分の夢につながる正しい情報を入手して行動に移すことは、あなたの夢実現に繋がります。その自動装置が、朝1分読み上げるという目標なのです。

多くの人は自分の夢を忘れてしまいます。情報過多の世の中では、自分に不要な情報を取り込み、ゴールを遠ざけてしまいます。自分の夢リストを作り、それを毎朝見返すことで、夢を達成するための情報が引き寄せられてきます。

朝の読み上げワークで理想の自己像ができあがったら、実際に自分が理想の自分になったことを想像して、朝1分間、理想の自己像をイメージしましょう。将来手に入れるであろう自分を想像することは、ある意味成功の先取りと言えます。理想の自分を想像するということは、脳にそれだけの成長のキャパシティーを作る作業でもあるのです。このイメトレはビジネスの場面でも最高の結果へと導いてくれます。

私は毎朝、夢リストを書き出し、自分の潜在意識にすりこんでいます。それを神社で自分に囁き、あたかも達成したようにイメージするようにしています。このイメトレを繰り返すうちに毎年、たくさんの夢が叶うようになったのです。毎朝のイメージワークによって、成功することが当たり前になり、人への恐怖感も減らせるようになりました。うまく行くと決めて人に会うと成功確立が上がり、ミーティングを楽しめるようにもなりました。自分のセルフイメージを上げることが人生を楽しむ秘訣なのです。

後藤氏は3年後の自分に会いに行くワークが効果的だと言います。 3年後に変われた自分と変われなかった自分をイメージし、その理由を明らかにするうちに行動することが正しいと思えるようになるのです。先立つ後悔によって、自分のやるべきことが見えてきて、行動の優先順位が明確になるというのです。

また、前日の振り返りをすることで自分をより高められます。今日に生かすための反省の時間を持つことが未来を明るくしてくれるのです。ただし、反省する時には悔やみすぎずに適度にバランスをとるのがよさそうです。

目の前のことに集中して輝きを発すれば、次の輝きを呼ぶので、結果的に未来も変わってきます。さらに不思議なもので、目の前のことに集中すると、未来に不安を見つけている暇もなくなります。ですから、何か不安を覚えた時には、今に集中する癖をつけるといいでしょう。この思考スタイルも日々気をつけていると、自然に身についてきます。さらに、毎朝、昨日のことを反省する時間を1分間取れば、同じような間違いを起こさなくなると共に、日々確実に成長する自分に出会うことができます。

後藤氏は他にも多くの朝の1分ワークを取り入れています。
■仕事をアイデア生み出すワークをする
■英語の勉強をする
■格言で人間力を高める
■専門書を1ページ読む など多くの小さな習慣が彼の成長を支えていることがわかりました。朝時間を変え、より多くの習慣を身に付けることができれば、夢が叶うようになるのです。ビジョンと行動を習慣化し、自分の人生をよりよくしましょう。

まとめ

朝1分の習慣を変えるだけで、夢が叶うようになります。自分の思考を変え、小さな行動を習慣にすることで、より多くのことにチャレンジできるようになります。良い習慣を増やしながら、時間の使い方を変えることで、チャレンジできることがどんどん広がります。朝時間をコントロールするうちに結果を出せるようになり、やがては時間の概念も変わります。やりたいことに大切な時間を使うことで、ゴールがどんどん近づいてきます。

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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