おそらく、多くの人は読むことだけに100%のエネルギーを使ってしまつのではないだろうか。娯楽のための読書ならそれでもかまわないが、仕事として、人に伝えられるレベルにまでするには、著者が伝えたいことを、著者と同レベルで理解することが大切だ。(藤井薫)
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私が実践する著者脳読書術とは何か?
大型の本屋さんに時々足を運びます。amazonなどのオンライン書店は確かに便利ですが、出会える本が偏ります。amazonのレコメンドばかり信じると面白い一冊を見つけられなくなります。似たような本ばかり、買ってしまうのが、オンライン書店の弊害かもしれません。 リアル書店に行き、歩き回ると思わぬ一冊と出会えます。最近では、店員さんのPOPも素晴らしいものが多く、新たな良書に出会うきっかけをもらえます。本との出会いを広げることで、自分の可能性を広げられるのですから、時々、大型の書店を覗くことをおすすめします。
以前、人生を変えるための読書術という電子書籍を書きましたが、その中で読書のメリットを整理したことがあります。久々に自分が書いた本を読み返すうちに、著者脳読書術というキーワードが頭に浮かびました。 私は読書のやり方を変えるために、多くの著者の読書術を徹底的に学びました。そこで見つけたキーワードが「自分ごと化」です。
著者の主張に共感した部分は、徹底的にモデリングし、自分の人生に活かしていくのです。著者のよい言葉を見つけたら、自分のノートにメモし、何度も読み返し、自分のモノ にしていくのです。書籍を読んでいて、著者の考えと異なる意見の場合には、頭の中で著者との対話を繰り返します。こうすることで、自分の思考力が鍛えられ、面白いアイデアが生み出せたり、人前で意見を言えるようになったのです。著者の脳を活用することでビジネスがうまくいくようになります。
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著者脳読書術でビジネスをうまくいかせる方法
何か新しいことを始めたい時に、私も著者脳インプット術を使います。学びたいジャンルの本を徹底的に読んで、最初にその分野の知識をインプットしてしまうのです。自分の頭の中に、そのカテゴリーを意識させ、情報を引き寄せる仕掛けを作るようにします。
こうすることで、潜在意識が自分の身の回りの風景から、関連情報を見つけてくれます。その際、正しい情報を得るために、何人かの著者の書籍を読むようにしています。専門的な知識をインプットし、自分の頭で考え、得た情報をアウトプットすることで、知識を自分ごと化できます。
私の場合、読書は書くこと、実践することが、前提になっています。1冊の本を読む時間、メモを取る時間、思考する時間、ブログを書く時間、校正する時間、実践と見直しの時間を取ることで、著者の脳を盗むことが可能になります。何度も著者の言葉を繰り返すことで、著者の知識や体験を自分ごと化できるようになるのです。 これを積み重ねるうちに自分の脳の中で化学反応が起き、アイデアが浮かぶようになったのす。社外取締役やアドバイザリーとして活躍できるようになったのも、この著者脳インプット術を実践したおかげなのです。
現代社会は価値観がかつてないほど多様化しており、様々な能力や知識がなくては、それについていくことができません。ですから、社会で働く私たち一人ひとりには、状況に応じて細やかに対応することが求められています。脳味噌をタフにして、常に知識や意識を総動員する必要に迫られているのです。そのために必要なのが、読書です。本をたくさん読んでいくうちに、だんだん知識や意識のキャパシティが大きくなっていきます。そして、前頭葉がちゃんと働くようになって、脳味噌がタフになっていきます。その脳味噌のタフさこそ、現代社会において、最も求められている資質であると言っても、過言ではないでしょう。(齋藤孝)
本を読み、書くことで、私は著者の思考と行動力をモデリングしているのです。著者脳インプット術とは、課題を解決するために多様な著者の脳を活用するアイデア作成法です。著者の知識と体験によって、課題解決の方法を見つけるだけでなく、思考と実践を繰り返すうちに、面白いアイデアをつくれるようになります。
何人もの著者の視点を取り入れるために、多くの書籍を読めば、たいがいの人生の悩みを解決できます。 より多くの著者の思考法や知識を取り入れ、自分の脳をタフにしましょう!
まとめ
多くの本を読み、著者の脳を組みわせることで、新しいアイデアが生まれます。著者の知識や体験をインプットし、それをアウトプットすることで、必ず何かしらの結果を得られます。多用な著者の脳をインプットし、行動を最大化することで、ビジネスがうまくいくようになるのです。
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