笑顔と感謝の言葉を習慣にしよう!


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成功者がしている100の習慣
著者:ナイジェル・カンバーランド
出版社:ダイヤモンド社

本書の要約

嫉妬をやめ、他者の成功を喜ぶことで、幸福度をアップできます。いつも笑顔で、「ありがとう」を口癖にすることで、その場の雰囲気をよりよくできます。笑顔と感謝の言葉を習慣にし、周りを明るくする存在になることで、自分と他者を幸せにできます。

今あるものに感謝する!

自分がすでに持っているものについて感謝すればするほど、感謝できるものをもっと持つようになる(ジグ・ジグラー)

目の前にあるものに満足しない限り、他人を羨む気持ちはなくなりません。地位であれ、所有物であれ、今ある以上のものを求めてばかりいると、心は彷徨うばかりで、落ち着くことができません。幸せな気分を味わいたければ、人を羨むのをやめ、今、あなたが手にしているものに感謝するようにしましょう。

生きていること、命があることに感謝することで、私たちの心は満足します。私は他者を羨ましいと思った時には、大きく深呼吸し、今ここに集中するようにしています。気持ちを落ち着け、これまでに得てきたもののありがたみを味わうことで、幸せな気持ちになれ、嫌な感情を捨てられます。

もし、今、手にしているものに感謝できないのなら、明日何を手に入れても満足できないはずだとナイジェル・カンバーランドは言います。自分がすでに持っているものについて感謝すればするほど、感謝できるものをもっと増やせるようになります。他人と自分を比較するのをやめ、感謝の気持ちを持つことで、自分の感情をコントロールできるようになります。「人よりもいい暮らしがしたい」という競争には終わりがないのですから、今の自分に満足し、この無意味な競争に終止符を打ちましょう。

私の周りの成功者は、人に親切にし、「ありがとう」という言葉を口癖にしています。彼らは笑顔で、感謝の言葉を伝えることで、その場の空気を心地よいものに変えてしまいます。自分と周りの人を幸せにするためにも、感謝の言葉を習慣にしましょう。

笑いは人を結びつける。どんなに相手とのあいだに距離があっても、社会的な立場が違っても、大笑いしているときにはまったく関係なくなる。笑いはデモクラシーなのだ。(ジョン・クリーズ)

感謝を伝えるときに、笑顔が加われば、その場の空気を明るくできます。笑顔で「ありがとう」と言うことで、他者との関係がよくなり、ストレスも減らせます。笑顔と感謝を習慣化し、幸福度をアップさせましょう。

他人の成功を喜ぶ存在になる!

「隣の芝生は青く見える」という嫉妬心を減らすには、他人の成功を喜ぶことです。(ナイジェル・カンバーランド)

他者への妬みを減らすためには、相手にお祝いの言葉を伝えるとよいとナイジェル・カンバーランドは指摘します。例えば、同僚が昇進した場合には、嫉妬せずにお祝いの言葉を伝えるのです。ソーシャルメディアの投稿にも、ポジティブな態度でのぞみます。誰かが良いニュースを知らせる投稿をしていたら、無視したり義務感で「いいね!」を押すのではなく、心からの祝福を伝えるようにするのです。自分の態度をポジティブに変化させることで、よいことが起こるようになります。

「コップ半分の水を見ると、ポジティブな人はまだ半分ある、ネガティブな人はもう半分しかない」と捉えます。成功する人は、この常識を捨て、視点を変えています。以下のように思考を変えれば、コップの水も増やせます。

まだ半分でも、もう半分でもない。グラスにはいつでも残りの半分の水を注げる、と考えるべきだ。

自分がすでに手にしているもの、これまでに達成したこと、経験したことなどを書き出すことで、自分の意識を変えられます。「ないもの」ではなく、「あるもの」に感謝し、他者との比較をやめるのです。

「隣の芝生は青く見える」という発想から抜け出さない限り、いつまでたっても人を羨む気持ちはなくなりません。自分が手にしているものに満足できたら、次にこれからの自分にとって大切なことが何かを考えましょう。嫉妬にかられて行動するのではなく、他の誰とも違うあなた自身の人生のコップを満たすために、何をすべきかを真剣に考えましょう。

嫉妬をやめ、他者の成功を喜ぶことで、幸福度をアップできます。いつも笑顔で「ありがとう」を口癖にすることで、その場の雰囲気をよりよくできます。笑顔と感謝の言葉を習慣にし、周りを明るくする存在になることで、自分と他者を幸せにできます。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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