私にとっていちばん大切なのは、たぶん、親切でありながら、同時に何かすごいことも達成する人になることだ。(ロバート・シュナイダー)
10% HAPPIER(ダン・ハリス著)で、紹介されているこの生き方は最高です!
人に親切にしながら、すごいことをしている人生を考えるとワクワクします。
人生の悩みの多くはエゴに起因します。
ダライ・ラマの言葉を読めば、他者の幸せを望むことが幸せの入り口だとわかります。
人の問題や心配、悲しみのほとんどは、自分がいちばんかわいいという自己中心的な態度から生まれる。他者の幸せを願う気持ちを育てれば、それは自分にとっても大きな利益になるのです。(ダライ・ラマ)
人間は瞑想によって、心を落ち着かせることができますが
あまりにそれに集中すると、お人好しになってしまうことがあります。
他者との競争を悪だと感じてしまうと、行動力が落ちてしまいます。
人に優しくしすぎると、野心がなくなり、ビジネスに支障をきたすのです。
瞑想ばかりに気を取られると、会社の中で完全に浮いてしまうかもしれません。
野心を持って頑張るのはいいことだ。ただ、この混沌とした宇宙では、結果を自分の思い週りにコントロールすることはできない。それを自覚しておけばいいだけだ。自分の力ではどうにもならない出来事にいちいちエネルギーを費やすのはやめて、コントロールできることだけに集中する。賢い野心家なら、成功のために自分にできることはすべてやり、そして結果には執着しない。それならもし失敗しても、立ち直りの力は最大化されている。あなたは立ち上がり、ほこりを払い、また闘いに向かっていくことができる。(ダン・ハリス)
瞑想の素晴らしさを発見したニュースキャスターのダン・ハリスは
一時、野心を失って、社内での居場所をなくしてしまいます。
瞑想によって、自分の出世欲を無理に押さえつけることで
新たな悩みが生まれてしまったのです。
この皮肉な状況から彼は、上司と仲間のアドバイスによって抜け出します。
結果に執着しないというシンプルな考え方を見つけることで
彼は感情をコントロールしながら、行動できるようになったのです。
自分の幸せは、自分の内側から生まれるのですから
瞑想で心を落ちつかせることができれば、結果に左右されなくなります。
今の混沌とした世の中では、自分がいくら努力しても結果は保証されません。
結果の良し悪しで悩んでも意味がないことに、ダンは気づいたのです。
やりたいことがあるのならば、結果に執着せずに
自分の目標に向かってチャレンジを続ければ良いのです。
瞑想で自分の感情をコントロールできるようになれば
失敗してもすぐに立ち直れます。
ダライ・ラマのように他者に優しくすることで、味方を作れます。
あとは野心を忘れずに、行動を続ければよいのです。
感情を乱さずに、自分の目標に向かってチャレンジすれば
周りの人がよい話を運んできてくれるようになるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
photo credit: Vipassana Meditation via photopin (license)
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