ケリー・マクゴニガルに学ぶ、「チャレンジ反応」で自信を高める方法。

人は時間があるほど、先延ばしをしたくなると言います。
タスクがあると面倒だと思いがちですが
実は、タスクとは、生きていることの証なのです。
もしも、あなたが面倒なタスクが悩みになっているのらば
それをチャンスだと思いましょう。
締め切りが先に設定されているということは
短時間では、こなせない重要なタスクのはずです。
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あなたがそのタスクに何かしらのストレスを感じているから
今、手をつけたくないのです。
先延ばしによって、ストレスを避けているのですが
これでは、生産性は高まりませんし、締め切り前に苦労するのが見えています。
これでは質の高い仕事はできませんし、余計に負荷がかかります。

そんな時には、そのストレスの中身を明らかにしましょう。
このタスクを終えることで、手に入れられる果実を考えることで
ストレスを自分の味方にしてしまうのです。

この話で思い出すのが、一冊目の本を執筆した時の体験です。
実は、私はこの執筆によって、ストレスの対処法を覚えたのです。
最初の書籍を書いた時に、私は編集者から
12万文字の原稿を三ヶ月後にアップすることを求められました。
共著の本だったので、一人6万文字だったのですが
これが当時の私にとってはとてつもなく大きいモノに思えました。
締め切りを考えると憂鬱になって、先延ばしをしたくなりましたが
私はこのタスクをやり遂げる必要がありました。
原稿を書きあげれば、著者になれるのですから
このチャンスを逃すわけにはいかなかったのです。
共著の松村太郎さんと目次を作り、自分のパートを細分化していったのです。

二ヶ月後に原稿をアップするイメージを作り
一日に1500字を書くと決めて、朝晩の通勤時間に原稿を書くことにしたのです。
最初は苦しいと思えたこの執筆が、書いているうちに私の楽しみに変わりました。
著者になるという希望が、私のストレスを減らして
レジリエンスを鍛えることに繋がったのです。

ストレスがあっても、危険でない場合は
脳と体は「チャレンジ反応」という状態になります。
この「チャレンジ反応」が起こると、プレッシャーのかかる状況でも
やるべきことをやれるようになるのです。
私は毎朝の通勤時間でフローな状態を作れるようになったのです。
「チャレンジ反応」によって、私の自信が強まり
集中力を高めることができるようになったのです。

この時から、毎日ブログを書くようになり、私の人生は以前のモノとは様変わりしました。
今では、このブログを書き始めると、私は集中できるようになったのです。
5年前に、執筆というチャンスをもらったおかげで
私はレジリエンスを鍛えることができたのです。

また、出版すること、著者になることで大きな自信を手に入れました。
著者やブロガーになることで、多くの方とも出会えるようになり
私の人脈は広がり、そこから多くのチャンスが舞い込んでくるようになったのです。
あの時先延ばしをしなかったことで、書くことを習慣化できるようになり
私の人生はハッピーになったのです。

今日ご紹介した「チャレンジ反応」については
ケリー・マクゴニガル
の新刊スタンフォードのストレスを力に変える教科書
詳しく書かれていますので、ご興味ある方はご一読ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: David tries to get away via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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